-langversion (Visual Basic)
コンパイラで、指定した Visual Basic 言語バージョンに含まれている構文のみが受け入れられるようにします。
構文
-langversion:version
引数
version
必須です。 コンパイル中に使用される言語バージョン。 指定できる値は 9
、10
、11
、12
、14
、15
、15.3
、15.5
、16
、16.9
、default
、latest
です。
.0
をマイナー バージョンとして使用して、整数値を指定することもできます (11.0
など)。
使用可能なすべての値の一覧を表示するには、コマンド ラインで -langversion:?
を指定します。
Remarks
-langversion
オプションは、コンパイラで受け入れられる構文を指定します。 たとえば、言語バージョンが 9.0 であることを指定した場合、コンパイラではバージョン 10.0 以降でのみ有効な構文に対してエラーが生成されます。
このオプションは、異なるバージョンの .NET Framework をターゲットとするアプリケーションを開発する場合に使用することができます。 たとえば、.NET Framework 3.5 をターゲットとしている場合は、このオプションを使用して、言語バージョン 10.0 の構文を確実に使用しないようにすることができます。
-langversion
を直接設定するには、コマンド ラインを使用する必要があります。 詳細については、「対象となる特定の .NET Framework のバージョンの指定」を参照してください。
例
次のコードでは、Visual Basic 9.0 の sample.vb
がコンパイルされます。
vbc -langversion:9.0 sample.vb
関連項目
.NET