-nowarn

警告を生成するコンパイラの機能を無効にします。

構文

-nowarn[:numberList]  

引数

期間 定義
numberList 任意。 コンパイラにより非表示にされるべき警告 ID 番号のコンマ区切りの一覧。 警告 ID が指定されていない場合、すべての警告は非表示になります。

Remarks

-nowarn オプションを指定すると、コンパイラにより警告が生成されなくなります。 個々の警告を非表示にするには、-nowarn オプションの後にコロンを追加し、警告 ID を指定します。 警告が複数ある場合は、番号をコンマで区切ります。

警告 ID は、数値部分のみを指定します。 たとえば、BC42024 を非表示にする場合は、使用されていないローカル変数の警告に、-nowarn:42024 を指定します。

警告 ID の番号の詳細については、「Visual Basic での警告の構成」をご覧ください。

Visual Studio 統合開発環境で -nowarn を設定するには
1. ソリューション エクスプローラーでプロジェクトを選択します。 [プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします。
2. [コンパイル] タブをクリックします。
3. 警告をすべて無効にするには、[すべての警告を表示しない] チェック ボックスをオンにします。
または
特定の警告を無効にするには、その警告の隣のドロップダウン リストから [なし] をクリックします。

例 1

次のコードでは T2.vb がコンパイルされ、警告が表示されません。

vbc -nowarn t2.vb  

例 2

次のコードでは T2.vb がコンパイルされ、使用されていないローカル変数 (42024) の警告が表示されません。

vbc -nowarn:42024 t2.vb  

関連項目