Commerce 注文に関するコール センターでの意図しない価格計算を防止する
重要
このコンテンツはアーカイブされており、更新されていません。 最新のドキュメントについては、「Dynamics 365 Commerce の新機能および変更された機能」を参照してください。 最新のリリース計画については、「Dynamics 365 および Microsoft Power Platform のリリース計画」を参照してください。
有効対象 | パブリック プレビュー | 一般提供 |
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ユーザー向けで、管理者、作成者、またはアナリストによる有効化/構成が必要 | 2021 年 8 月 2 日 | 2021 年 10 月 1 日 |
ビジネス バリュー
Dynamics 365 Commerce 販売時点管理 (POS) アプリで、または eコマース サイトから注文が行われたとき、顧客に示された確定金額に価格と割引が含まれている場合があります。 顧客が後からコール センターに電話して注文を (たとえば注文に別の品目を追加するために) 変更し、既存の注文明細行でプロモーションの有効期限が切れた場合、顧客は既存の注文明細行に適用された割引が引き継がれることを期待します。 さらに、最初の注文時に割引が適用されておらず、新しいプロモーションの開始後に顧客がコール センターに電話して注文を変更した場合、顧客は割引が適用されることを期待します。 それ以外の場合、顧客は注文をキャンセルして新しい注文をすることがあります。 したがって、顧客に対して確定した価格と割引を維持する必要がありますが、コール センターのユーザーは、必要に応じて販売注文明細行の価格と割引を再計算する柔軟性を必要としています。
機能の詳細
この機能では、ロックされた価格 という名前の新しいプロパティが提供されます。これは、すべての Commerce 注文に適用できます。 注文の取得が完了すると、すべての注文明細行についてプロパティが自動的にチェックされます。 そうすれば、注文が後で編集された場合、既存のすべての明細行が価格と割引の計算から除外されます。 ただし、コール センターのユーザーが価格計算に注文明細行を含めたい場合、ユーザーは任意の注文明細行のプロパティを選択解除してから、再計算 を選択できます。
関連項目
販売時点管理 (POS) の顧客注文 (ドキュメント)