Commerce 店舗内コンポーネントのシステム監視と診断
重要
このコンテンツはアーカイブされており、更新されていません。 最新のドキュメントについては、「Dynamics 365 Commerce の新機能および変更された機能」を参照してください。 最新のリリース計画については、「Dynamics 365 および Microsoft Power Platform のリリース計画」を参照してください。
重要
このリリース計画で説明されている機能の一部は、まだリリースされていません。 提供タイムラインは変更される可能性があり、予定されている機能はリリースされない可能性があります (Microsoft ポリシーを参照)。 詳細: 新機能と予定されている機能
有効対象 | パブリック プレビュー | 一般提供 |
---|---|---|
管理者、作成者、マーケティング担当者、またはアナリスト向けで、自動的に有効化される | 2021 年 9 月 3 日 | 近日発表 |
ビジネス バリュー
システム診断ログへのアクセスにより、IT 管理者の可視性が向上し、検出までの時間、軽減までの時間、およびライブサイト インシデントの解決までの時間が短縮されます。 IT 管理者は、インシデントの主要な要因を特定できます。これにより、Microsoft のサポート チーム、実装パートナー、ISV、またはその他の関係者との的を絞ったエンゲージメントが可能になります。
システム正常性の可視性により、IT 管理者はより多くの情報に基づいたサポートをユーザーに提供することもできます。 たとえば、特定の店舗のレジ係からのサポート コールを処理する場合、IT 管理者は、問題が正確にいつ発生したか、問題の原因が拡張機能であるかどうか、問題が広範囲に及ぶのか特定の店舗または eコマース チャネルに限定されるのかを簡単に特定できます。 さらに、IT 管理者は、問題が解決されるとすぐに問題の解決を決定できます。 IT 管理者は、特定のシステム正常性条件のアラートを構成して、事前に通知することもできます。
この特定の機能によって、システム全体での問題の詳細なトレーサビリティのために、店舗内コンポーネントの正常性診断、および店舗内コンポーネントとクラウドでホストされたコンポーネント間での診断イベントの関連付けが可能になります。 さらに、店舗内コンポーネントのイベントの一元的なアクセスが可能になり、IT 管理者が数百または数千もの店舗の場所の診断イベントにアクセスできます。
機能の詳細
この機能では、次のような店舗内コンポーネントの診断ログにアクセスできます。
- 販売時点管理 (POS)
- ハードウェア ステーション (POS に組み込み)
- ハードウェア ステーション (スタンドアロン)
- Commerce Runtime (POS に組み込み)
システムによって生成されるイベントの詳細には、POS 操作の呼び出し、ページ ビュー、例外、Commerce Runtime およびハードウェア ステーション API の実行、成功/失敗の結果、API 実行の待ち時間、発行元 (Microsoft が作成したコード パスまたは特定の拡張機能に問題を関連付けるのに役立つ) などが含まれます。 チャネル データベースおよび Commerce 本部への依存関係の実行も利用できます。
IT 管理者は Application Insights でカスタム クエリを作成して、活動 ID、タイムスタンプ、チャネル ID、POS デバイス ID (該当する場合)、アプリ セッション、ユーザー セッション ID などの幅広い基準でフィルター処理できます。 IT 管理者は、これらの特定の識別子を Microsoft サポートと共有して、コミュニケーションとコラボレーションを改善し、軽減と解決の時間を改善できます。
プロアクティブな監視のために、IT 管理者は Azure Monitor を使用して、指定されたクエリ結果のしきい値に基づいてカスタム アラートを構成できます。