2021 年リリース サイクル 2 の Dynamics 365 Commerce に向けた計画と準備

概要

Dynamics 365 Commerce は、すべてのチャネルで販売、モビリティ、インテリジェンス、生産性にわたるシームレスなコマースを実現するエンドツーエンドのソリューションであり、顧客に対応する企業がクラウドファースト、モバイルファーストな方法でより多くのことを達成できるように支援します。 このアプリは、eコマース、クライアンテリング、販売時点管理、コール センター、販売促進、在庫、チャネル管理機能などの幅広いビジネス プロセスを運用するための包括的なサポートを提供すると同時に、物理チャネルとデジタル チャネル全体にわたって統一された没入型の顧客エクスペリエンスを (B2C および B2B エンゲージメントで) 提供します。

Commerce を使用すると、組織は以下によって優れたビジネスの結果を達成できます。

• 複数のチャネルで顧客とつながる: 物理的チャネルとデジタル チャネルの全体で一貫してスムーズなエンゲージメントを提供し、どのデバイスでいつ、どこで、どのように購入するかを顧客やパートナーが選べるようにします。
• デジタル コマースの構築と運営のすべてを把握する: ビジネスや消費者向けのニーズに合わせて拡張できる統合デジタル コマース ソリューションで、ビジネスを拡大します。
• AI を活用したインテリジェントなコマースを導入する: 魅力的でパーソナライズされた、品目ベースの AI を活用したレコメンデーション検出エクスペリエンスによって顧客を満足させ、コンバージョン率と平均受注金額を引き上げつつ、リピート アクセスを増やして顧客維持率とロイヤルティを高めます。
• 小売店舗を最新化し業務を合理化する: 堅牢なバックオフィス業務機能を搭載した使いやすいアプリケーションで、パーソナライズされたスムーズな小売コマース エクスペリエンスを作り上げます。
• ヘッドレス ソリューションをネイティブに利用して敏捷性とスケーラビリティを獲得する: API 駆動型の俊敏なヘッドレス コマース エンジンを使用して既存と新規のチャネルをサポートし、現在と将来のニーズに適応します。

このサイクルでの主な投資は次のとおりです。

• 顧客のセグメント化とターゲット設定: デジタル コマース組織はサイト ビルダーを使用して、特定のページ レイアウトとコンテンツで顧客セグメントをターゲットにすることができます。
• Microsoft Clarity との統合: 組織は Microsoft Clarity を使用して、組織のサイトのページをユーザーがどのように操作しているかを、マウス操作の記録、ヒートマップ、分析などで確認できます。
• 顧客固有のカタログ: 組織はビジネス パートナー組織ごとに固有の製品カタログを定義できます。これにより企業の購入担当者は、自分の組織に関連付けられたカタログの製品のみを表示および注文できるようになります。
• 強化された再注文エクスペリエンス: 企業の購入担当者は、過去の注文全体を再注文したり、過去の注文から個々の製品を選んで再注文したりできます。
• 管理特権の再割り当て: ビジネス パートナー組織の管理者は、1 人または複数の他のユーザーを管理者として指定したり、別の管理者ユーザーの管理特権を取り消したりできます。

Dynamics 365 Commerce の 2021 年リリース サイクル 2 の更新情報

_{* 概要ガイドは英語版でのみご利用いただけます。}

投資分野

このリリース サイクル中に提供される機能セット全体の詳細については、以下の Dynamics 365 Commerce のリリース計画をご確認ください。

アプリケーション管理者向け

自動的に有効になる、ユーザー エクスペリエンスに影響を与えるユーザー機能
ユーザーに影響を与える機能は、アプリケーション管理者が確認する必要があります。 これにより、リリース変更管理が容易になり、市場にリリースされた新機能のオンボーディングを成功させることができます。 完全なリストについては、リリース計画で「ユーザー向けで、自動的に有効化される」とタグ付けされたすべての機能を探してください。

アプリケーション管理者が有効にする必要のある機能
このリリース サイクルには、ユーザーが利用できるように管理者、作成者、またはビジネス アナリストによって有効化または構成される必要のある機能が含まれています。 完全なリストについては、リリース計画で「ユーザー向けで、管理者、作成者、またはアナリストによる有効化/構成が必要」とタグ付けされたすべての機能を探してください。

Commerce を最大限に活用する