2021 年リリース サイクル 2 の Microsoft Cloud for Nonprofit に向けた計画と準備

概要

Microsoft Cloud for Nonprofit は、非営利団体が寄贈者や支援者と関わり、効果的なプログラムを提供し、ミッションの成果を加速できるよう支援することで、スケーラブルで革新的なミッションのインパクトを高めます。

資金調達とエンゲージメントの機能を Dynamics 365 Marketing と組み合わせることにより、非営利組織と国連機関は、キャンペーンのセグメント化と分析のガイド付き体験を通じて貴重な寄贈者との関係を深めることができます。 ボランティア管理アプリと Power Apps ポータル アプリを組み合わせることで、非営利団体は、プログラムの実行、プロジェクト管理、プログラムの設計、ボランティアの管理など、すべての主要な機能を 1 つのシームレスなエクスペリエンスで実行できます。 さらに、Microsoft Cloud for Nonprofit では、組織がさまざまなシステムやアプリケーションからのデータ (CRM データを含む) をビューに取り込むことができます。

Microsoft Cloud for Nonprofit の 2021 年リリース サイクル 2 の更新情報。

投資分野

寄贈者と支援者について知る
より速く、より安全な寄贈処理は、Nonprofit の開発オペレーションとデータベース管理者にメリットをもたらします。 Microsoft プラットフォーム機能の活用への投資を続ける中で、Azure がリアルタイム処理と市場をリードするトランザクションの安全性を実現できるように、資金調達とエンゲージメントのアーキテクチャをさらに再設計しました。

Dynamics 365 Marketing と非営利団体向け Cloud を活用する非営利組織と国連機関は、キャンペーンのセグメント化と分析のガイド付き体験を提供する非営利マーケティング テンプレートからメリットを得ることができます。

Microsoft Cloud for Nonprofit によって以下が提供されます。

• 構成員の管理: 寄贈者および支援者の基盤を引き付け、維持し、成長させます。

• パーソナライズされたエンゲージメント: 最も実績のあるチャネルを使用して、説得力のあるコンテンツを介してつながります。

• 寄贈とアワードの管理: 単純な資金調達タイプから複雑な資金調達タイプまでの資金調達の効率性をサポートする、支払い処理、資金会計、および指定管理。

効果的なプログラミングを提供する
非営利団体や国連計画のスタッフは、計画の実施、プロジェクトの管理、計画の策定、ボランティアの管理など、多くの業務を行っています。 2021 年リリース サイクル 2 では、次の 2 つのボランティア アプリケーションをリリースします。

• 非営利団体のスタッフがエンゲージメントの機会を管理するためのボランティア管理モデル駆動型 Power App。 ボランティア管理により、ボランティア コーディネーターとボランティアが協力してスキルとニーズを対応させることができます。

• 非営利団体の Web サイトと統合する Microsoft Power Apps ポータル アプリ。ボランティアの採用活動を広範囲にわたって行い、最も多様かつ献身的な対象メンバーが時間と能力をつぎ込めるようにします。 Microsoft Teams を活用するボランティア管理スタッフは、Teams を離れることなくエンゲージメントの機会を管理し、ボランティアのオンボーディングを合理化することができます。

ミッションの成果を加速する
データ管理は、地球上のすべての非営利組織にとって重要です。非営利団体に約束された "データの真実" は、長い間実現しませんでした。

Microsoft Cloud for Nonprofit では、以下の機能が提供されます。

• 統合データ: 資金調達、プログラム、財務、運用、バック オフィスと現場のさまざまなデータを全体に統合します。

• スタッフ分析: どのサポーターとスタッフがどのチャネルを介して最適なタイミングで関与する可能性が最も高いかを理解します。

• プログラムへの影響: 資金調達、プログラム、財務、運用、バック オフィス、現場のデータを統合することにより、プログラムの正常性メトリックとミッション分析情報を取得します。

このリリース サイクル中に提供される機能セット全体の詳細については、以下の Microsoft Cloud for Nonprofit のリリース計画をご確認ください。

アプリケーション管理者向け

自動的に有効になる、ユーザー エクスペリエンスに影響を与えるユーザー機能
ユーザーに影響を与える機能は、アプリケーション管理者が確認する必要があります。 これにより、リリース変更管理が容易になり、市場にリリースされた新機能のオンボーディングを成功させることができます。 完全なリストについては、リリース計画で「ユーザー向けで、自動的に有効化される」とタグ付けされたすべての機能を探してください。

アプリケーション管理者が有効にする必要のある機能
このリリース サイクルには、ユーザーが利用できるように管理者、作成者、またはビジネス アナリストによって有効化または構成される必要のある機能が含まれています。 完全なリストについては、リリース計画で「ユーザー向けで、管理者、作成者、またはアナリストによる有効化/構成が必要」とタグ付けされたすべての機能を探してください。