2021 年リリース サイクル 2 の Dynamics 365 Sales に向けた計画と準備

概要

Dynamics 365 Sales は、すべての組織がデータ、インテリジェンス、ユーザーに好まれるエクスペリエンスを利用して顧客とその希望する購入方法を理解することにより売上を増やせるように支援する、市場をリードする営業アプリケーションです。 Dynamics 365 Sales の中心は顧客との関係です。 これにより組織は顧客のニーズを理解し、より関連性が高い確実なエンゲージメントを促進して、販売担当者の販売の効率を向上できます。

COVID-19 により、あらゆるもののデジタルへの移行が加速し、顧客が売り手や取引先の企業とどのようなやり取りを望むかについて期待されるものが変わりました。 売り手の役割は進化しています。顧客は売り手に対して、顧客を知り、最善の利益になる決定を顧客が下せるように助けることを期待しています。 これを達成するために、売り手は顧客について知る必要があることをすべて知り、文脈に関連した会話をする必要があります。また、すべてのやり取りで価値を提供する必要があります。 このリリースでは、販売者がまさにそれを実行できるようにすることに重点を置いています。 販売者は、各対話の実行前、実行中、実行後に役立つデータのパワーとインテリジェンスを利用できるようになります。 販売者は、最も優先度の高いアクティビティに焦点を合わせ、Dynamics 365 内から Teams を使用して共同作業を行い、パイプラインを加速します。 私たちの目標は、販売者が可能な限り生産性を高めながら、より多くの取引をより迅速に成立させるのを支援することです。

フィードバックにご協力ください。 引き続き皆様からのフィードバックをお待ちしています。ぜひ営業のアイデアまでご意見をお寄せください。

Dynamics 365 Sales リリース サイクル 2 の更新の重点領域は次のとおりです。

Microsoft Teams と Dynamics 365 の間の新たな統合を使用して、どこにいても生産性を発揮する

販売担当者がどこにいても生産性を発揮できるように更新を加えています。Teams のチャットやチャネル内から Dynamics 365 レコードにアクセスして更新できるようになります。また、Microsoft Teams 内部で新しい統合エクスペリエンスが提供され、Teams のミーティング内から直接、リードと営業案件に関する重要な情報にアクセスできるようになります。 Dynamics 365 内での Teams チャットも利用可能になり、機能拡張によって、関係者を追加したり、Teams ユーザーに自動チャット通知を送信したりできるようになります。

Dynamics 365 での Microsoft Teams 通話の改善による共同作業の強化

より多くのサードパーティ テレフォニー サポートと重要なビジネス分析情報が、あらゆるタイプの通話で利用できるようになります。 埋め込みの Microsoft Teams コラボレーションと Teams のメッセージ拡張機能およびアクションが一般提供になり、推奨される連絡先と全体的なエクスペリエンスに対するいくつかの機能強化が行われます。 また、Teams 会議内から営業レコードへのアクセスと、Dynamics 365 から Teams への通知の自動化が可能になります。 さらに、Teams 対応 Dynamics 365 アプリの設定とセキュリティが強化されます。

機能強化されたインテリジェンス、生産性ツール、予測の更新により、手間のかかる作業を Dynamics 365 に任せる

取引先企業ベースの "つながりを探す" が、このサイクルでリリースされます。 予測については、特定の予測と属性の分析情報を共有および表示して、予測スコアリング モデルを明確にするなどの拡張機能を利用できます。

営業アクセラレータの機能強化とデータの検疫によってガイド付き販売を推進する

ガイド付き販売を改善するために、リードの生成と育成の機能を強化しています。 さらに、LinkedIn のアクションと事前構成されたテンプレート、自動化されたリード ルーティング、販売担当者とマネージャーの KPI とダッシュボードなど、シーケンスを更新します。

外出先での販売担当者のモバイル エクスペリエンスを強化する

モバイル エクスペリエンスが強化されます。顧客エンゲージメントでの詳細の見逃しがなくなり、顧客エンゲージメントに備えることができ、CRM 情報を簡単に検索、操作、作成し、情報を簡単に記録して共有することが可能になります。

Dynamics 365 Sales の 2021 年リリース サイクル 2 の更新情報

_{* 概要ガイドは英語版でのみご利用いただけます。}

投資分野

エンゲージメント プラットフォームと生産性インテリジェンス
エンゲージメント プラットフォームと生産性インテリジェンスは、さまざまな通信プロバイダーと Dynamics 365 Sales のスムーズな統合を可能にして、販売担当者がデジタル販売機能を簡単にオンボードできるようにします。

アクセラレータ ワークスペース
営業アクセラレータ ワークスペースは、AI を利用したガイド付きの販売体験を提供し、販売の担当者がより多くの取引を成立させることを可能にします。

詳細については、「営業アクセラレータとは」を参照してください

デジタル販売の Premium ショーケース
Dynamics 365 のデジタル販売機能は、販売組織のデジタル トランスフォーメーションを推進し、データと生産性の最初の革命を構成する機能です。 デジタル販売オファリングにより、Dynamics 365 Sales Enterprise ライセンスをお持ちのお客様は、運用環境でこれらの機能の最も優れた点を体験し、その価値を感じることができます。

予測とパイプライン分析
市場で優位に立ち、営業売上予算を達成するため、営業チームは、より多く、より迅速に販売することを常に迫られています。 販売担当者にとって重要なのは、大切な商談に時間を費やし、クローズする可能性が高い見込顧客を優先して、パイプラインの全体を通して迅速に移動することです。 また、チームは、これらの取引から予想される収益を正確に予測し、目標を達成できないことがないようにチームが積極的な措置を講じられるようにすることも不可欠です。

予測とパイプライン分析によって提供される予測リードと営業案件スコアリングは、大切な商談を発見して正確に予測するのに役立ちます。 インテリジェント スコアリングを使用して、チームの時間を投入するのに最適な場所を明らかにし、リソース割り当てを改善して生産性を向上させながら、厳しい売上予算を効率的に達成できるように支援します。

このリリースでは、予測を他の関係者と共有する機能が営業チームに提供されます。 たとえば、営業部長は、予測を共有するだけで、チームの予測の管理をアシスタントや別のチーム メンバーに委任できます。

リレーションシップ インテリジェンス
リレーションシップ インテリジェンスは、Dynamics 365 と Microsoft 365 にまたがった販売システムの情報を使用することで、販売担当者が顧客との関係を特定、構築、育成できる機能です。

モバイル
モバイルは、今日の販売組織が直面する最大の課題の 1 つを解決するために不可欠な要素です。その課題とは、販売担当者が必要な情報に必要なタイミングで場所を問わずアクセスし、情報をリアルタイムで簡単に記録および共有できるようにする方法です。

このリリース サイクル中に提供される機能セット全体の詳細については、以下の Dynamics 365 Sales のリリース計画をご確認ください。

アプリケーション管理者向け

自動的に有効になる、ユーザー エクスペリエンスに影響を与えるユーザー機能
ユーザーに影響を与える機能は、アプリケーション管理者が確認する必要があります。 これにより、リリース変更管理が容易になり、市場にリリースされた新機能のオンボーディングを成功させることができます。 完全なリストについては、リリース計画で「ユーザー向けで、自動的に有効化される」とタグ付けされたすべての機能を探してください。

アプリケーション管理者が有効にする必要のある機能
このリリース サイクルには、ユーザーが利用できるように管理者、作成者、またはビジネス アナリストによって有効化または構成される必要のある機能が含まれています。 完全なリストについては、リリース計画で「ユーザー向けで、管理者、作成者、またはアナリストによる有効化/構成が必要」とタグ付けされたすべての機能を探してください。

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