Dynamics 365 チャネル統合フレームワーク 1.0 で Dynamics 365 URL をウィジェット ライブラリに渡す

Dynamics 365 のチャネル統合フレームワーク API にアクセスするには、コミュニケーション ウィジェットに msdyn_cilibrary.js ファイルを読み込む必要があります。 ウィジェットが異なるドメインにあるため、このライブラリは対話する Dynamics 365 ドメインがどれか知る必要があります。 したがってウィジェット ライブラリに Dynamics 365 インスタンスの URL を渡す必要があります。

重要

Government Community Cloud は、Channel Integration Framework 2.0 でのみサポートされています。 政府コミュニティ クラウド (GCC) または Microsoft Cloud ドイツ でホストされている組織の場合、プロバイダー ドメインはそれぞれのクラウド内に存在するか、そのクラウド内からのアクセスを許可する必要があります。

Dynamics 365 URL は、次のいずれかの方法を使用してウィジェット ライブラリに渡すことができます。

  • 属性をスクリプト タグに追加します。
  • URL パラメータを追加します。

属性をスクリプト タグに追加

msdyn_cilibrary.js を読み込んで Dynamics 365 のドメインを渡すスクリプト タグに対して、ウィジェット プロバイダーは次に示す属性を追加する必要があります:

data-cifid: CIFMainLibrary
data-crmurl: <CRM domain name>

<script type="text/javascript" src="https://crmorg.crm.dynamics.com/webresources/Widget/msdyn_ciLibrary.js" data-crmurl="https://crmorg.crm.dynamics.com" data-cifid="CIFMainLibrary">
</script>

URL パラメータを追加する

もうひとつの方法は、次に示すようにランディング URL で ucilib パラメーターを渡すことです ucilib=https://crmorg.crm.dynamics.com/webresources/Widget/msdyn_ciLibrary.js

https://widget.domain.com?ucilib=https://crmorg.crm.dynamics.com/webresources/Widget/msdyn_ciLibrary.js

関連項目

Dynamics 365 組織のチャネル プロバイダーを構成する

送信の通信を有効にする (ClickToAct)

依存ソリューションとしてチャネル統合フレームワーク ソリューションを追加する

チャネル ユーザーを認証してチャネル (ウィジェット) にログインする