アンマネージド ソリューションのエクスポート

このトピックは、Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) に適用されます。 このトピックの Power Apps バージョンについては、以下を参照してください。 ソリューションのインポート、更新およびエクスポート

ソリューションのエクスポートでは、異なる環境間での設定の変更内容の転送、ソース コントロール システムに設定を格納することができます。 ソリューションをエクスポートすると、ソリューションに関連付けられたコンポーネントごとの、公開済の管理されていない変更がエクスポートされます。 エクスポートすることができるのは、アンマネージド ソリューションのみです。

アンマネージド カスタマイズを定期的にエクスポートして、万一のためにバックアップすることをお勧めします。 管理ソリューションはエクスポートできません。

  1. 設定>ソリューションに移動します。

  2. 一覧で、エクスポートするソリューションを選択し、エクスポートを選択します。

  3. カスタマイズの公開の手順で、公開済のカスタマイズのみがエクスポートされること、また次へをクリックする前にすべてのカスタマイズの公開という選択肢があるということが忠告されます。

  4. ソリューションに不足している必須コンポーネントがある場合、不足している必須コンポーネントの手順が表示されます。 この警告を無視することができるのは、このソリューションをアンマネージド ソリューションとして元の組織にインポートする場合、または不足しているすべてのコンポーネントがインポート先の組織の他の管理ソリューションに存在する場合のみです。 それ以外は、ダイアログの指示に従い、エクスポートをキャンセルし、必要なコンポーネントを追加します。

  5. システム設定のエクスポート (詳細) の手順で、ソリューションに含める特定のシステム設定を選択できます。 ソリューションがシステム設定のグループいずれかに基づく場合、それら選択し、次へを選択します。

    各オプションに含まれる設定の詳細については、下のソリューション エクスポートのオプションの設定を参照してください。

  6. パッケージの種類手順で、ソリューションをアンマネージドまたは管理のいずれとしてエクスポートするか選択する必要があります。 アンマネージド ソリューションは、異なる開発環境間で設定を転送したり、ソース管理システムにチェックインしたりするために使用されます。 管理ソリューションは、テスト環境や本番環境を含むその他のすべての環境に設定を転送するために使用されます。

  7. エクスポートを選択して、ソリューション ファイルをダウンロードします。

    ファイルをダウンロードする処理は、ブラウザーによって異なります。

ソリューション エクスポートのオプションの設定

次の表には、ソリューションをエクスポートするときに使用できるオプションが示されます。

グループ 設定 説明
自動付番 キャンペーンの接頭辞 キャンペーンの付番に使用する接頭辞です。
サポート案件の接頭辞 アプリ全体ですべてのサポート案件に使用する接頭辞です。
契約の接頭辞 アプリ全体ですべての契約に使用する接頭辞です。
請求書の接頭辞 アプリ全体ですべての請求書番号に使用する接頭辞です。
記事の接頭辞 アプリですべての記事に使用する接頭辞です。
受注の接頭辞 アプリ全体ですべての受注に使用する接頭辞です。
一意の文字列の長さ 請求書番号、見積もり番号、受注番号に追加する文字数です。
カレンダー カレンダーの種類 システムのカレンダーの種類。 既定ではグレゴリオ米国暦に設定します
日付の表示形式コード Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) 全体での日付の表示方法に関する情報です。
日付の区切り記号 アプリ全体で、日付の月、日、年の区切りとして使用される文字です。
最長の予定期間 設定可能な予定期間の最大日数です。
週番号の表示 アプリ全体で、カレンダーに週番号を表示するかどうかを指定する情報です。
時間の表示形式コード アプリ全体での時間の表示方法を指定する情報です。
週の開始曜日コード アプリ全体で指定された週の最初の曜日です。
カスタマイズ アプリケーション モードが有効 アドレス バー、ツール バー、およびメニュー バーのないブラウザー ウィンドウでの Customer Engagement の読み込みが有効かどうかを示します。
電子メールの追跡 未解決アドレスの電子メール送信を許可 ユーザーが未解決の関係者に電子メールを送信できるかどうか示します (関係者は電子メール アドレスを持っている必要があります)。
内部電子メールを無視 アプリ ユーザーまたはキューから送信された受信メールを追跡するかどうかを示します。
最大の追跡番号 リサイクルする前の最大追跡番号です。
セキュリティで保護されたフレームを電子メール用に表示 security='restricted' 属性セットで IFRAME の Web フォームの電子メール本文を表示するようフラグできます。 これは追加のセキュリティで、資格情報のプロンプトが発生することがあります。
追跡プレフィックス 追跡トークンの接頭辞の履歴リストです。
追跡トークンの基準番号 別の展開に所属するユーザーに対して個別の追跡トークン ID を提供する場合に使用する基準番号です。
追跡トークンの桁数 追跡トークン ID の表示桁数です。
全般 添付ファイルのブロック 危険であると考えられる特定の添付ファイルの種類のアップロードまたはダウンロードを禁止します。
通貨の表示形式コード アプリ全体での通貨記号の配置方法に関する情報です。
通貨記号 通貨記号
氏名の表示順序 アプリ全体で表示される名前の表示順序です。
プレゼンス有効 IM プレゼンスが有効かどうかを示す情報です。
負の形式 アプリ全体での負の数値の表示方法を指定する情報です。
数値の表示形式 アプリ全体での数字の表示方法を指定する情報です。
小数以下の精度の設定値 価格に使用できる小数点以下の桁数です。
割り当て時に以前の所有者への共有を設定 譲受人について、以前の所有者に共有を設定するかどうかを指定する情報です。
マーケティング 自動反応作成を許可 自動反応作成を許可するかどうかを示します
購読の自動取り消しを許可 購読の自動取り消しを許可するかどうかを示します。
購読の自動取り消しの受信確認を許可 購読の自動取り消しの受信確認電子メールの送信を許可するかどうかを示します。
マーケティング電子メールの実行を許可 マーケティング電子メールの実行を許可するかどうかを示します。
Outlook 同期 アドレス帳の同期を許可 Microsoft Office Outlookでバックグラウンドでのアドレス帳同期を許可するかどうかを示します。
スケジュールされたオフライン同期を許可 Office Outlook でバックグラウンドでのオフライン同期を許可するかどうかを示します。
スケジュールされた同期を許可 Outlook とのスケジュールされた同期を許可するかどうかを示します。
電子メール送信のポーリング間隔 Outlook で電子メールの送信に使用する通常のポーリング間隔です。
最小のアドレス同期頻度 Outlook でアドレス帳同期に使用する通常のポーリング間隔です。
最小のオフライン同期頻度 Outlook でバックグランドでのオフライン同期に使用する通常のポーリング間隔です。
最小の同期頻度 スケジュールされた Outlook 同期の最小許容間隔です。
自動タグ付けの最大サイクル数 新しい電子メールの受信時に電子メールの自動タグ付けに対して実行されるアグレッシブ ポーリング サイクルの最大数です。
自動タグ付けの間隔 Outlook で電子メールの自動タグ付けに使用される通常のポーリング間隔です。
ISV 構成 サービス カレンダーの外観の構成 サービス カレンダーの表示上のスタイルを定義できます。 詳細: サービス カレンダーの外観の構成

参照

ソリューションと修正プログラムの配布