アプリ構成データのエクスポートとインポート

Customer Service 用オムニチャネルをテスト環境で使用した後、アプリの設定データの一部を本番環境にエクスポートすることができます。 構成管理ツールを使用して、データをエクスポートおよびインポートします。 詳細: PowerShell スクリプトを使用して、NuGet から構成移行ツールをダウンロードする

重要

チャネル構成は、作成された環境に依存するため、構成をそのままエクスポート、インポートしても機能しません。 Customer Service 管理センター アプリを使用して構成を作成することをお勧めします。

構成移行ツールを使ってエンティティ データのエクスポートやインポートを行うことができますが、オムニチャネル関連の構成には、内部依存関係を持つ異なるエンティティが含まれています。 そのため、非常に特殊なプロセスを経て、必要なデータをまとめる必要があります。 たとえば、コンテキスト変数をインポートした後に、同じくコンテキスト変数を作成する会話前設定をインポートしようとした場合、インポートがうまくいかないことがあります。 同様に、ワーク ストリームとレコード キューのインポートを成功させるためには、決定ルールセットとコントラクトを含むルールセット構成などの内部エンティティをすべてインポートする必要があります。

Customer Service 用オムニチャネルを使用して 環境をコピー することができ、ターゲット環境に正常に読み込まれるはずです。 しかし、復元などのその他の環境ライフサイクル操作はサポートされていません。 環境を復元する場合は、ターゲット環境の Customer Service 用オムニチャネルは、アンインストール して プロビジョニング する必要があります。

注意Note

msdyn_analytics エンティティをエクスポートしないことをお勧めします。 エンティティには、Customer Service 用オムニチャネルのイントラデイ インサイトに関する組織固有の構成データが含まれています。このため、エンティティをエクスポートすると、イントラデイ インサイト データの構成が正しくなくなる可能性があります。

参照

顧客サービス用オムニチャネルのプロビジョニング
顧客サービス用オムニチャネルのアップグレード
統合ルーティングに基づくレコードの構成データの移行
ライブ チャット キューの構成データの移行
音声チャネル移行の構成
サードパーティの共同参照と画面共有を有効にする
チャネルの概要