設置型で展開されたプラグインの偽装

偽装は、Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) システム ユーザーの代わりにビジネス ロジック (カスタム コード) を実行して、そのユーザーに必要な機能またはサービスを提供する際に使用します。 Web サービス メソッド呼び出しやデータ アクセスなど、プラグイン内で実行されたビジネス ロジックは、偽装ユーザーのセキュリティ特権によって制御されます。

プラグインで代理を使用することについての一般的な情報は、 Dataverse のトピック ユーザーの代理をする を参照してください。 下記の情報は設置型プラグインの開発に特有のものです。

サンドボックスまたは非同期サービスによって実行されないプラグインは、CRMAppPool のプロパティダイアログ ボックスの識別タブで指定されているセキュリティ アカウントで実行されます。 ダイアログ ボックスを開くには、インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャーの CRMAppPool アプリケーション プールを右クリックして、次にショートカット メニューのプロパティをクリックします。 既定では CRMAppPool は Network Service アカウントの ID を使用しますが、システム管理者はインストールの間にこれを変更できます。 CRMAppPool ID を Network Service 以外のシステム アカウントに変更する場合は、新しい ID アカウントを Active Directory の PrivUserGroup グループに追加する必要があります。 詳細情報: Microsoft Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) サービスアカウントまたは AppPool IDの変更を参照してください。

関連項目

プラグインの開発
プラグインの登録および展開
実行コンテキストを理解する
もう一方のユーザーの偽装
オフラインでの実行をサポートする