サンプル: エンティティのデータ変更を監査する
このサンプルでは、エンティティとその属性に対する監査を有効または無効にする方法、監査対象エンティティのデータ変更履歴を取得する方法、および監査レコードを削除する方法を説明します。 サンプルは ここ からダウンロードできます。
Note
このサンプルは、Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) と Dataverse の両方に適用されます。
このサンプルを実行する方法
すべてのサンプルのローカル コピーを取得してビルドするには、次の手順を実行します。
- サンプル リポジトリをダウンロードまたは複製して、ローカル コピーを用意します。
- (オプション) dataverse/App.config ファイルを編集して、接続先のインスタンスまたは組織を指定した接続文字列を定義します。
- サンプル ソリューションを Visual Studio で開き、F5 キーを押してサンプルを実行します。 Dataverse/App.config 内に接続文字列を指定した後、サンプルを実行すると、その接続情報が使用されます。
dataverse/App.config ファイル内に接続文字列を指定しない場合は、サンプルを実行するたびにダイアログが開き、接続先のインスタンスまたは組織についての情報と、使用する資格情報についての情報を入力する必要があります。 このダイアログには以前の接続がキャッシュされているため、以前に使用した接続を選ぶことができます。
このサンプルの概要
RetrieveRecordChangeHistoryRequest
メッセージは、エンティティに関する監査履歴を検出する必要があるデータが含まれているシナリオで使用するためのものです。
このサンプルがどのように動作するか
このサンプルの概要 で説明されているシナリオをシミュレートするために、サンプルは次のことを行います。
セットアップ
- 組織の現在のバージョンをチェックします。
- サンプルの取引先企業エンティティを作成します。
使用方法
- システム ユーザー レコードからの組織の ID を取得します。
- 組織での監査およびサンプルの取引先企業エンティティでの監査を有効化します。
RetrieveRecordChangeHistoryRequest
では、取引先企業エンティティに対する監査履歴が取得され、結果が表示されます。
クリーン アップ
セットアップ で作成されたサンプル データを削除するためのオプションを表示します。 サンプルで作成されるエンティティおよびデータを検証する場合、削除は任意です。 手動でレコードを削除することで同じ結果を得られます。