JSONVALUE ER 関数
JSONVALUE
関数は指定した ID を持つスカラー値を抽出し、指定したパスでアクセスする JavaScript Object Notation (JSON) 形式で、データを解析します。 次に、抽出したスカラー値を文字列値として返します。
構文
JSONVALUE (input, path)
引数
input
: 文字列
JSON データを含む文字列型のデータ ソースの有効なパス。
path
: 文字列
JSON データのスカラー値の識別子。 フォワード スラッシュ (/) を使用して、関連する JSON ノードの名前を切り離します。 角カッコ ([]) の表記を使用して、JSON 配列内の特定の値のインデックスを指定します。 このインデックスにはゼロ ベースの番号付けが使用されます。
戻り値
文字列
結果テキスト値。
例 1
JsonField データ ソースは、JSON 形式の次のデータを含みます: {"BuildNumber":"7.3.1234.1", "KeyThumbprint":"7366E"}。 この場合、JSONVALUE (JsonField, "BuildNumber")
式は文字列データ型の次の値を返します: "7.3.1234.1"。
例 2
計算済フィールド タイプの JsonField データソースには、次の式が含まれています: "{""workers"": [ {""name"": ""Adam"", ""age"": 30, ""emails"": [""AdamS@Contoso.com"", ""AdamS@Hotmail.com"" ]}, { ""name"": ""John"", ""age"": 21, ""emails"": [""JohnS@Contoso.com"", ""JohnS@Aol.com""]}]}"
以下のデータを JSON 形式で表現した 文字列 の値を返すように構成した式です。
{
"workers": [
{
"name": "Adam",
"age": 30,
"emails": [ "AdamS@Contoso.com", "AdamS@Hotmail.com" ]
},
{
"name": "John",
"age": 21,
"emails": [ "JohnS@Contoso.com", "JohnS@Aol.com" ]
}
]
}
この場合、式 JSONVALUE(json, "workers/[1]/emails/[0]")
は次の 文字列 データ型の値を返します: JohnS@Contoso.com
。