オンプレミス環境のプロキシの構成

組織によっては、追跡またはパケットの検査のために、すべてのサーバー トラフィックがプロキシ サーバーを経由する必要があります。 このセクションでは、これらのケースで推奨される環境を構成する方法について説明します。

プロキシの設定

Microsoft Azure Service Fabric cluster の OrchestratorType ノードで、以下の手順を実行します。

  1. リモート アクセスを使用して、オーケストレーター仮想マシン (VM) に接続します。

  2. machine.config ファイルのパスを取得するには、次の PowerShell スクリプトを実行します。

     [System.Runtime.InteropServices.RuntimeEnvironment]::SystemConfigurationFile
    
  3. machine.config ファイルを編集し、次のコード例を追加します。

     <system.net>
     	<defaultProxy>
            <proxy usesystemdefault="true" proxyaddress="http://<PROXYADDRESS>:<PROXYPORT>" bypassonlocal="true" />
        </defaultProxy>
    </system.net>
    
  4. ファイル保存します。

  5. 仮想マシンを再起動します。

上記の手順は、すべてのオーケストレータ ノード VM に対して実行する必要があります。

セーフ リストの URL

LocalAgent は Azure リソースおよび Microsoft Dynamics Lifecyle Services (LCS) と通信する必要があります。 その結果、一部の URL をプロキシやファイアウォールでセーフ リストに追加して、全ての OrchestratorType ノードがアクセスできるようにする必要があります。 URL は、配置する環境の LCS 地域によって異なります。

LCS グローバル

- lcsapi.lcs.dynamics.com
- login.windows.net
- uswelcs1lcm.queue.core.windows.net
- www.office.com
- login.microsoftonline.com
- dc.services.visualstudio.com
- uswelcs1lcm.blob.core.windows.net

LCS ヨーロッパ

- lcsapi.eu.lcs.dynamics.com
- login.windows.net
- euweprodlcm.queue.core.windows.net
- www.office.com
- login.microsoftonline.com
- dc.services.visualstudio.com
- euweprodlcm.blob.core.windows.net