ISV Studio を使用した ISV パッケージからの X++ モジュールのリンク
独立系ソフトウェア ベンダー (ISVs) は、Microsoft Power Platform ISV Studio を使用して、X++モジュールを登録済みの製品およびソリューションにリンクできます。 リンクにより、ISV は財務と運用アプリでのアプリケーションの成功と使用を監視できます。
メモ
X++ から ISV Studio へのリンクが正常に機能するには、顧客がすべての ISV モデルに正しいソリューション ID を持つ ISV パッケージを配置している必要があります。 また、顧客の環境はバージョン 10.0.16 以上である必要があります。
Microsoft パートナー センターで製品 ID を検索する
パートナー センターにサインインし、製品のオファーの概要ページを開きます。 次の例に示すように、ブラウザの URL バーから製品 ID グローバル一意識別子 (GUID) を検索します。
https://partner.microsoft.com/dashboard/commercial-marketplace/offers/<product-ID-GUID>/overview
メモ
製品 ID 製品のオファー コードと一致するとは限りませんが、類似している場合があります。 記述子でオファー コードを使用しても、ISV Studio に対して X++ モジュールを正しく識別できません。
X++ モデル記述子の更新
ソリューションを構成するすべてのモデルについて、記述子 XML ファイルを検索します。 ソリューションに属しているすべての記述子で、パートナー センターの製品 ID を使用して SolutionId
タグを更新します。 予期される結果を取得するには、要素の順序が次の例と一致している必要があります。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<AxModelInfo xmlns:i="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<AppliedUpdates xmlns:d2p1="http://schemas.microsoft.com/2003/10/Serialization/Arrays" />
<Customization>Allow</Customization>
<Description>test2</Description>
<DisplayName>AwesomeISV</DisplayName>
<Id>999999999</Id>
<InternalsVisibleTo xmlns:d2p1="http://schemas.microsoft.com/2003/10/Serialization/Arrays" />
<Layer>8</Layer>
<Locked>false</Locked>
<ModelModule>AwesomeISV</ModelModule>
<ModelReferences xmlns:d2p1="http://schemas.microsoft.com/2003/10/Serialization/Arrays" i:nil="true" />
<ModuleReferences xmlns:d2p1="http://schemas.microsoft.com/2003/10/Serialization/Arrays">
<d2p1:string>ApplicationFoundation</d2p1:string>
<d2p1:string>ApplicationPlatform</d2p1:string>
</ModuleReferences>
<Name>AwesomeISV</Name>
<Publisher>Awesome ISV, Inc.</Publisher>
<!-- Replace product-ID-GUID with the product ID from Partner Center. -->
<SolutionId>product-ID-GUID</SolutionId>
<VersionBuild>3</VersionBuild>
<VersionMajor>1</VersionMajor>
<VersionMinor>2</VersionMinor>
<VersionRevision>4</VersionRevision>
</AxModelInfo>
再コンパイル後、X++ バイナリには製品 ID が含まれ、Tier 2+ サンドボックスまたは運用環境に配置された後に ISV Studio にリンクされます。