ワークスペース タイル用のアイコンの作成

この記事では、アイコンを作成してカスタム ワークスペース タイルに割り当てるためのガイドラインと推奨事項について説明します。

ダッシュボードには、ユーザーがアクセスできる一連のワークスペース タイルが含まれています。 これらのタイルにはそれぞれ、ワークスペースに固有のアイコンが含まれます。 Microsoft が提供する初期状態のワークスペースでは、ワークスペースタイルに使用されるアイコンは、一般に Dynamics の記号フォント の記号に対応しています。 この記事では、マイクロソフト認定パートナーまたは個人のお客様が作成したワークスペースのアイコンを作成してタイルに割り当てるためのガイドラインと推奨事項について説明します。

実装詳細

ワークスペースのアイコンとしては、 AOT リソースのアイコンを使用することを推奨します。 既成のシンボルは機能しますが、複数のワークスペースが同じアイコンを使用することがないように、独自のシンボルを作成することをお勧めします。 アイコンが必要となるワークスペースについては、以下のガイドラインに従って新しいイメージファイルを作成します。 製品の新しいバージョンに対する推奨ガイダンスが変更されたことに留意してください。

モデリングの詳細

ワークフローのタイルを作成する際には、以下のイドラインに従う必要があります:

  • 新しいアイコンごとに AOTResource を追加します。
  • ワークスペースに対応するタイルで、次のプロパティを設定します:
    • ImageLocation=AOTResource
    • NormalImage=<AOTResource の名前>

アイコン作成

カスタム ワークスペース タイルのイメージ作成についてのガイドラインは以下のとおりです。 推奨している画像のサイズとアイコンは、標準のワークスペースアイコンをもとにしています。 他の画像サイズも許容されますが、画像全体の相対的なサイズと位置は、画像サイズに関係なく維持される必要があります。

これらの推奨事項に従って、ワーク スペースのアイコンのスタイルとサイズが、他のワーク スペースのアイコンと同一のものであり、ワーク スペースのアイコンの内容が画像に適用されている CSS によって加工されないようことに留意してください。

  • イメージ ファイルは、縦横比が 1:1 の PNG ファイルである必要があります。

  • 推奨される最小画像サイズは、50 × 50 ピクセル (px) で、アイコンは画像の中央に位置する四角に含まれます。 最低 50 × 50 px の画像サイズの場合、アイコンは画像中央の 30 × 30 px四方 に含まれている必要があります。

    メモ

    標準のワークスペース アイコンとカスタム ワークスペース アイコンの鮮明さは、ズーム レベルで異なる場合があります。 この違いの理由は、PNG形式の画像が固定解像度を持っているのに対し、標準のワークスペース アイコンはフォントがスムーズに拡大縮小するからです。 異なるズーム レベルでの解像度を向上するには、同じ相対分析コードで大きな画像を作成することを考慮します。 たとえば、200 ×200 px または 400 × 400 px の画像を作成します。

  • アイコンは、 白い背景で透明性のあるコンテンツとなっている必要があります。

  • フレームワークによって、イメージの透明な部分に既定の背景色が設定され、既存のユーザーのテーマに一致します。

新しいワークスペースに使用される次のイメージ/アイコンを検討します。

新しいワークスペースに使用されるアイコン。

このアイコンは、 白い背景と透明性のあるコンテンツを持つ 画像に変換され、アイコンは以下の図のように大きなイメージキャンバスの中央に配置されます。

新しいガイダンスに従った ワークスペース アイコンです。

これが推奨サイズ設定とどのように関連しているかを理解するには、以下の新しい推奨サイズ設定を合成したワークスペース アイコンを参照してください。

新しい推奨サイズ設定のワークスペース アイコンです。

この画像をワークスペース タイルで使用すると、ダッシュ ボードには次の結果が得られます。

ワークスペース タイルで画像を使用するときのダッシュボードでの結果。