Dynamics 365 for Outlook での Outlook 予定の追跡

Microsoft Dynamics 365 for Outlook の予定を追跡して、予定レコードのコピーを Dynamics 365 for Customer Engagement に活動として保存できます。 Dynamics 365 for Outlook は Outlook レコードを Customer Engagement レコードと同期し、いずれかのツールで予定を表示または編集できます。 モバイル デバイス上で Outlook を同期する場合も、そのデバイス上で予定レコードにアクセスできます。

Dynamics 365 for Outlook での予定の追跡は手動のプロセスです。 これにより個人的な予定を Customer Engagement の予定と別個に保存できます。 ただし、Customer Engagement から Dynamics 365 for Outlook への予定の同期は自動です。 Customer Engagement で作成した自分の予定レコードすべてを表示するには、Dynamics 365 for Outlook を使用できます。

また、Microsoft Dynamics CRM 2015 for Outlook またはそれ以降を使用する場合、システム管理者がこの機能を有効にすると、予定の添付ファイルも同期できます。 そうすると、Dynamics 365 for Outlook または Customer Engagement の添付ファイルを表示および更新できます。

予定の追跡

1. Dynamics 365 for Outlook で、Outlook と同じ方法で予定を作成します。

2. 添付ファイルを挿入する場合、挿入 タブをクリックし、添付ファイルを選択します。 一部のファイルの拡張子はシステム管理者によってブロックされている可能性があることに注意してください。 詳細情報 : システムの設定ダイアログ ボックス - 全般タブ

   Dynamics 365 for Outlook はインライン添付ファイル (メッセージの本文に添付ファイルが含まれる) をサポートしません。

   Note

   システム管理者は添付ファイルの最大サイズを 32MB まで増やすことができますが、最大サイズは 5MB です。

3. 予定を追跡するには、次のいずれかを実行します。

   • 予定を Customer Engagement の特定のレコードとリンクせずに追跡するには、予定 タブの Customer Engagement グループで、追跡 をクリックします。

     -または-

   • タスクを追跡して特定の Customer Engagement レコード (たとえば、特定の取引先企業) にリンクするには、関連を設定、その他 の順にクリックし、そのレコードを レコードの検索 ダイアログ ボックスで検索します。 目的のレコードが見つかってから、追加 を選択します。

     追跡 ボタンまたは 関連を設定 ボタンをクリックするとき、予定レコードの上部に Dynamics 365 for Customer Engagement ウィンドウ (「追跡ウィンドウ」とも呼ばれる) が表示されます。 このウィンドウには、レコードが追跡されることが表示され、関連するレコードへのリンクが用意されます。 関連する値を設定すると、Dynamics 365 for Outlook にも関連レコードへのリンクが用意されます。 追跡方法の詳細を参照してください。

   メモ

• 予定の追跡を停止するには、予定レコードをオープンし、追跡しない をクリックします。

• 予定の添付ファイルの同期後、別のユーザーが Dynamics 365 for OutlookおよびCustomer Engagement の添付ファイルを更新する場合、最後に更新されたものが保存されます。

• 予定の同期後、他のユーザーが Dynamics 365 for Outlook または Customer Engagement の予定の件名を変更する場合、その予定は追跡されません (同期されなくなります)。

• Dynamics 365 for Outlook の定期的な予定の添付ファイル、またはサービスの予定の添付ファイルは同期できません。

関連項目

Dynamics 365 for Outlook での追跡レコードの概要
Microsoft Dynamics 365 アプリと Microsoft Outlook 間でのレコードの同期に関してよく寄せられる質問