サービス拠点や倉庫の情報なしで在庫の照会と管理を行う
有効対象 | パブリック プレビュー | 一般提供 |
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ユーザー向けで、管理者、作成者、またはアナリストによる有効化/構成が必要 | 2024 年 4 月 26 日 | 2024 年 7 月 5 日 |
ビジネス バリュー
Dynamics 365 Supply Chain Management は、さまざまなサービス拠点や倉庫を管理する大規模な組織をサポートします。 その結果、システムは在庫の照会、調整、仮引当、割り当てを行うときに、サービス拠点と倉庫の情報を利用します。 一部のビジネス シナリオ (店舗での販売など) では、ユーザーは倉庫情報を知っているため、それを使用します。 ただし、他のシナリオ (eコマース、インバスケット予約など) では、ユーザーは正確な倉庫情報を知らない状態で、製品レベルで在庫の照会や更新を行う必要が出てくる場合があります。 この機能により、Supply Chain Management の在庫可視化サービスは、ユーザーがサービス拠点と倉庫について知っている場合と知らない場合の両方のビジネス シナリオに対応できます。
機能の詳細
この機能により、ユーザーはサービス拠点や倉庫を指定しなくても、在庫可視化サービスを通じて在庫の照会、転記、仮引当、割り当てを実行できるようになりました。
在庫可視化サービス API は、在庫データの照会や更新を行うために、次の 2 つのオプションに対応するようになりました。
- 組織 ID と製品 ID に加えて、その他の関連する在庫および追跡用の分析コードを指定する。
- 組織 ID、製品 ID、サービス拠点 ID、倉庫 ID に加えて、その他の関連する在庫および追跡用の分析コードを指定する。
システム管理者は、在庫可視化の基本設定を使用して、必要なデータ階層を構成できます。
関連項目
データ パーティション ルール (ドキュメント)