成功した API ポストをログに記録して表示する
この記事では、Inventory Visibility の在庫ログ履歴機能を設定して使う方法を説明します。 この機能は、正常に更新された在庫 API ポストのログを作成します。 投稿にはタイムスタンプが含まれており、API タイプを指定します。
在庫ログ履歴の設定
正常に更新された在庫 API ポストのログの保存を開始するには、Microsoft Power Apps で機能を有効にする必要があります。
- Power Apps にログインし、在庫の表示>設定>機能管理 に移動します。
- 在庫ログ履歴 機能を有効にします。
- 管理設定に移動し、設定の更新 を選択します。
在庫ログ履歴の表示
この機能を有効にすると、Power Apps で Inventory Visibility アプリを使うか API を呼び出すことによってログ エントリを表示できます。
Power Apps で Inventory Visibility アプリを使用してログエントリを表示する
Power Apps の Inventory Visibility アプリを使用することでログを表示するにはこれらのステップに従ってください。
- Power Apps にログインして、Inventory Visibility>運用の可視性>在庫ログ履歴 に移動します。
- 製品 ID、組織 ID、サイト ID、ウェアハウス ID、および日付範囲を入力して、ログの詳細を取得して表示します。
API を呼び出してログエントリを取得する
Inventory Visibility API を呼び出すことで、ログ エントリを取得するには、これらの手順に従ってください。
API を呼び出すことができるツールを実行します。 このツールを使って、
Post
メソッドを使った{inventoryVisibilityEndpoint}/api/environment/{yourEnvironmentId}/logTransactionDetails
API にアクセスします。リクエスト本文を設定して送信し、関心のあるログ データを取得します。 次の例は、システムにログを準備して取得するように要求するリクエスト本文を示しています。 ログは Azure Data Lake に保存され、リクエストに応じてのみ Dataverse に転送されるため、この手順が必要です。 API は、ジョブの完了ステータスを確認するために使用できるログ履歴ジョブ ID を返します。
Path: /api/environment/{environmentId}/logTransactionDetails Method: Post Headers: Api-Version="1.0" Authorization="Bearer $access_token" ContentType: application/json Body: { "id": "id-contoso-{{datetime}}", "organizationId": "usmf", "UtcFromDate": "2023/8/23", "UtcToDate": "2023/8/23", "productId": "D0001", "dimensions": { "SiteId": "1", "LocationId": "13" } }
{inventoryVisibilityEndpoint}/api/environment/{yourEnvironmentId}/getJobProgress?jobId={jobIdFromPreviousStep}
API を使用して、在庫ログ履歴ジョブのステータスを追跡します。API によってジョブが正常に完了したことが報告されたら、トランザクション ログ レポート テーブル (
is_transactionloggingreport
) を開くことで、Dataverse でログを確認できます。