Warehouse Management モバイル アプリのフィールドを構成する
この記事では、倉庫管理モバイル アプリのフィールド名と優先順位の定義および構成方法について説明します。
メモ
この記事は、倉庫管理の機能に適用されます。 在庫管理の機能には適用しません。 倉庫管理モバイル アプリは、倉庫タスクの実行に使用できるアプリケーションです。 アプリで使用されるフィールド名を定義してコンフィギュレーションし、フィールド名に割り当てる優先順位をフィールド名をコンフィギュレーションできます。 この記事では、これらの倉庫管理モバイル アプリのフィールド名と優先順位の定義および構成方法と使用方法について説明します。
倉庫アプリ フィールド名のコンフィギュレーション
Warehousing をモバイル デバイスで使用するときに、倉庫アプリ フィールド名ページでお使いのデバイスにメタデータをどのように表示するかをコンフィギュレーションできます。 新しい会社で、既定の設定の作成をクリックして倉庫モバイル デバイス ワークフローで使用されるすべてのフィールド名を生成してから、優先される入力モードと入力タイプを割り当てます。 すべてのフィールド名を生成すると、次の入力オプションを選択できます。
オプション | 説明 |
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優先入力モード | このオプションは、スキャン フィールドまたは手動入力フィールドを選択したフィールド名に表示するかどうかを定義します。 これは、バーコードがフィールドに使用されるかどうかによって、フィールドを区別する場合に役立ちます。 注: 優先入力モードをスキャンに設定したフィールド名では、バーコードが読み取れない場合や破損している場合に手動で情報を入力できます。 |
入力タイプ | このオプションは、どの入力タイプを選択したフィールド名に使用するかを定義します。 次の 4 つのオプションが使用可能です。
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倉庫アプリ フィールドの優先順位のコンフィギュレーション
倉庫アプリ フィールドの優先順位ページで、フィールド名を異なる優先順位グループに配置できます。 これにより、倉庫作業者がアプリを使用してタスクを実行する際に、どの情報を主要なタスク ページに表示すべきかを決定することができます。 既定の設定の作成を選択すると、優先順位グループの既定の設定が生成されます。 必要な数だけ優先順位グループを作成することもできますが、3 つの優先順位グループだけがタスク ページに表示されます。 システムはアプリにメタデータを送信する際に、優先順位グループに応じて各フィールドに相対的な優先順位を割り当てて、アプリはメタデータを含む上位 3 つの優先順位グループをタスク ページに表示します。 オーバーフローしているメタデータの残りは、2 番目の詳細ページに表示されます。 次の表に、5 つの優先順位グループの例を示します。
優先順位グループ | 割り当て済フィールド |
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優先順位 10 |
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優先順位 20 |
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優先順位 30 |
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優先順位 40 |
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優先順位 50 |
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たとえば、倉庫作業者がモバイル デバイスのタスクを実行しているときに、アプリケーションに表示されるメタデータが次のフィールドで構成されている場合 :
- 項目
- 件数
- 計量単位
- 品目の説明
- サイズと場所
上の表で設定されている倉庫アプリ フィールドの優先順位に基づいて、情報の次の 3 行は、タスク ページに表示されます:
- 行 1: 品目、数量、測定単位
- 行 2: 品目の説明
- 行 3 : サイズ
場所などの残りのメタデータは、タスク ページに表示されませんが、詳細ページに表示されます。 ユーザー インターフェイスの詳細や例については、ブログ投稿 Dynamics 365 Supply Chain Management - Warehousing の発表 を参照してください。