証拠について
適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012
コンプライアンスのコンテキストにおいて証拠とは、何らかの制御が存在し適切に機能しているという証しです。
[内部コントロール] ページに一覧表示されるドキュメントのインスタンスごとに、証拠へのリンクを追加したり証拠を記述したりすることができます。証拠は、[ドキュメントの処理] フォルダーまたは Web サイトに保存できます。電子形式の証拠を編集することもできます。詳細については、「例 : 内部コントロール」を参照してください。
[ドキュメントの処理] フォルダーへの証拠のアップロード
トップ リンク バーの [コンプライアンス] をクリックし、サイド リンク バーの [ドキュメントの処理] をクリックします。[ドキュメントの処理] フォルダーの内容が表示されます。
[文書の追加] をクリックします。
アップロードする 1 つまたは複数のファイルを選択して [OK] をクリックします。
内部コントロール ドキュメントへの証拠の追加
トップ リンク バーの [コンプライアンス] をクリックし、サイド リンク バーの [内部コントロール] をクリックします。
[内部コントロール] ページで、ドキュメントを選択します。
[アクション ウィンドウ] の [管理] グループにある [編集] をクリックします。
[証拠] セクションで、次のいずれかのオプションを選択します。
Web サイトにある証拠にリンクするには、[URL による証拠の追加] をクリックして URL を入力します。
注意
URL はアクティブなリンクで、http://、https://、ftp:// を含める必要があります。
[ドキュメントの処理] フォルダーにある証拠にリンクするには、[ドキュメントの処理からの証拠の追加] をクリックし、ファイルを選択して [追加] をクリックします。
[行の更新] アイコンをクリックします。
[保存] をクリックします。
アップロード済みの証拠の編集
トップ リンク バーの [コンプライアンス] をクリックし、サイド リンク バーの [内部コントロール] をクリックします。
[内部コントロール] ページで、変更する証拠へのリンクを含むドキュメントを選択します。
[アクション ウィンドウ] の [管理] グループにある [編集] をクリックします。
[証拠] セクションで、変更するファイルの [行の編集] アイコンをクリックします。
[ドキュメントの編集] 列で、[ドキュメントの編集] アイコンをクリックします。
変更を行ってドキュメントを保存します。
[ドキュメントの編集] ページで、[行の更新] アイコンをクリックします。
[保存] をクリックします。
証拠のリンクの削除
トップ リンク バーの [コンプライアンス] をクリックし、サイド リンク バーの [内部コントロール] をクリックします。
[内部コントロール] ページで、削除する証拠へのリンクを含むドキュメントを選択します。
[アクション ウィンドウ] の [管理] グループにある [編集] をクリックします。
[証拠] セクションで、証拠の行の [削除] 列にある [削除] アイコンをクリックします。
証拠のトラブルシューティング
証拠の添付ファイルに変更を加え、ドキュメントを保存して閉じました。ドキュメントを再度開くと、変更が反映されていません。
Microsoft Office システム以外のビジネス アプリケーションを使用して作成されたファイルを添付した場合、変更は [コンプライアンス] サイトではなくローカル ハード ディスクに保存されます。
証拠のドキュメントをハード ディスク上で編集し、そのドキュメントをコンプライアンス サイトにアップロードしてください。
証拠を削除しましたが、それ以降も新たに証拠を追加しようとすると上書きを確認するメッセージが表示されます。
証拠の添付ファイルを削除すると、その添付ファイルへのリンクは削除されますが、コンプライアンス サイトからその添付ファイルが削除されるわけではありません。次のいずれかを実行してください。
元の添付ファイルを上書きする。
添付ファイルの名前を変更する。