フォーム I-9 の検証について

適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012

連邦移民改革管理法 (IRCA) により、米国の雇用主は、新しく雇用した従業員の雇用適格性の状態を確認する必要があります。これには、米国市民が含まれます。IRCA では、許可されていない作業者を意識的に雇用または継続して雇用することは不法になります。

就労資格を証明するために、従業員は就労資格確認書 (フォーム I-9) に記入および署名する必要があります。雇用者は米国移民税関執行局 (ICE) の要求に従ってこの情報を作成する必要があります。また、企業は従業員からフォーム I-9 の提出を受けてから 3 年以内にその情報を再度確認する必要があります。

注意

フォーム I-9 の準拠に関する詳しいガイドラインについては、米国市民権移民局およびサービスの Web サイト (www.uscis.gov) を参照してください。キーワード Form I-9 を使用してサイトを検索します。

雇用プロセスをサポートするプログラムの領域からフォーム I-9 の情報を収集、電子文書に保存、取得、および再検証できます。これには以下の益がります。

  • 全従業員が合法的に就労を認められていることを確認できます。

  • フォーム I-9 の検証情報を効率よく処理できます。

  • フォーム I-9 情報の精度が高まります。

  • フォーム I-9 情報が取り出しやすくなり、政府の検査が速やかになります。

各従業員の署名済フォーム I-9 ドキュメントをドキュメント管理システムでアップロードおよび保存できます。

フォーム I-9 の更新警告リスト レポートを使用して、フォーム I-9 の情報を再確認する必要がある従業員を特定できます。移民税関執行局 (BICE) の検査の準備するには、フォーム I-9 レポートを使用して、すべての従業員または選択した従業員のフォーム I-9 情報を印刷します。

参照

(USA) Key tasks: Form I-9 verification