不許可仕入先リストの定義および管理
適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012
取引の必要のない仕入先のリストを作成するには、この手順を使用します。特定のタイプの仕入先関連の要求に対するシステム チェックで、不許可仕入先リストが使用されます。
不許可仕入先の検証が有効な場合、仕入先要求が送信されるときにシステム チェックが実行されます。システムは不許可仕入先テーブルを検索し、次のフィールドとの一致を確認します。
名前
住所
電話
1099 税 ID
銀行口座番号
一致が見つかった場合、仕入先要求のフラグが設定されて、仕入先が否認されたことをレビュー担当者に示します。
注意
[すべての仕入先] リスト ページおよび適切なアクセス許可を使用できるユーザーは、不許可仕入先を不許可仕入先リストに追加できます。不許可仕入先の検証は、仕入先要求のプロセス中にのみ使用されます。
注意
不許可仕入先の番号順序を選択するには、その前に、[番号順序] フォームで番号順序を定義する必要があります。番号順序の設定方法の詳細については、「番号順序 (リスト ページ)」を参照してください。このトピックでは、番号順序の設定方法と、特定のモジュールで設定する方法について説明します。
調達 >設定 >仕入先 >不許可仕入先 をクリックします。
[不許可仕入先] フォームで、CTRL + N キーを押して新しいエントリを作成するか、または [新規] をクリックします。
仕入先の名前と、仕入先を特定できるそのほかの詳細を入力します。
[会社コード] タブで、不許可仕入先が適用される法人を選択します。1 つ以上の法人を選択する必要があります。
[選択した会社コード] – 仕入先が不許可仕入先と見なされる会社。
[残りの会社コード] – 仕入先が不許可仕入先と見なされない会社。仕入先が不許可となる会社もあれば、仕入先が許可される会社もあります。
ヒント
不許可仕入先を作成するとき、仕入先タイプが組織の場合、[会社コード]、[住所]、および [連絡先情報] の FastTab が表示されないことがあります。すべての FastTab を表示するには、[一般] と [詳細] の FastTab に関する情報を入力し、レコードを保存します。