Microsoft Dynamics AX への需要予測のインポート
適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3
このトピックでは、Microsoft Dynamics AX 2012 R3 に需要予測をインポート方法について説明します。特定の会社と予測モデルに予測をインポートすると、需要予測データはマスタ プランの要件計算の入力となります。需要予測をインポートする手順は、予測に調整を加えたかどうかに関係なく同じです。
必要条件
次の表に、開始する前に準備が整っている必要のある前提条件を示します。
カテゴリ |
前提条件 |
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データ |
ベースライン 予測が作成されました。詳細については、「ベースライン予測の作成」を参照してください。 |
需要予測のインポート
需要予測を AX 2012 R3 にインポートするには、次の手順に従います。
マスター プラン >定期処理 >需要予測 >予測のインポート をクリックします。
[一般] タブの [設定のインポート] フィールド グループで、[開始日] フィールドに最新のベースライン予測の開始日が表示されます。[終了日] フィールドには、[統計ベースライン予測の作成] フォームで定義されている予測バケットと予測期間に基づいて、予測の終了日が表示されます。これらは既定の設定ですが、これらを変更することもできます。
需要予測のインポート後に、需要予測への調整が確実に保存されるようにするには、[ベースライン需要予測に対して行われた手動調整の保存] チェック ボックスをオンにします。
このチェック ボックスをオフにした場合、調整は予測のインポート後に削除されます。この設定を使用して、需要予測に対して行ったすべての手動調整を破棄することができます。
グリッド内で、[追加] ボタンと [削除] ボタンを使用して、需要予測をインポートする会社および対応する予測モデルを選択します。既定では、キューブ内に予測データが存在するすべての会社が表示されます。各会社について、既定では、[マスター プラン] フォームの静的マスタ プランに対して定義されている [在庫予測モデル] が表示されます。キューブに需要予測データが存在しない会社を選択した場合、警告メッセージが表示されます。
[OK] をクリックして、需要予測をインポートします。
AX 2012 R3 での需要予測の表示
需要予測を表示するには、次の手順に従います。
在庫管理 >照会 >予測 >需要予測 をクリックします。
需要予測を次のいずれかの場所から開くこともできます。
製品情報管理 >共通 >リリースされた製品 をクリックします。 リリース済み製品を選択し、[アクション ペイン] の [計画] タブで、[需要予測] をクリックします。
在庫管理 >定期処理 >予測 >入力 >品目グループ をクリックします。 品目グループを選択し、[需要] をクリックします。
売掛金管理 >共通 >顧客 >すべての顧客 をクリックします。 顧客を選択します。[アクション ペイン] の [顧客] タブで [予測] をクリックし、[予測] を選択します。
売掛金管理 >設定 >顧客 >顧客グループ をクリックします。 顧客グループを選択し、[予測] をクリックします。
[需要予測] フォームの [フィルター] タブで、需要予測を表示する基準を選択します。たとえば、特定の顧客グループと顧客を選択します。
関連タスク
システム管理者向け技術情報
このタスクを完了するために使用するページに対するアクセス権限がない場合は、システム管理者に連絡し、次の表に示される情報を提供します。
カテゴリ |
前提条件 |
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コンフィギュレーション キー |
システム管理 >設定 >ライセンス >ライセンス コンフィギュレーション をクリックします。 [取引] ライセンス キーを展開し、[在庫予測] コンフィギュレーション キーを展開し、[需要予測] (ReqDemandPlanning) のコンフィギュレーション キーを選択します。 |
セキュリティ ロール |
生産プランナー |