キー タスク : カテゴリ階層の設定
適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012
カテゴリ階層は、製品、仕入先などのデータを、レポート用および分析用に分類するために使用します。各階層は、親カテゴリとサブカテゴリ (子カテゴリともいう) 構造で構成されます。組織は、複数のカテゴリ階層を持つことができます。たとえば、販売に使用される商品コードのカテゴリ階層や、調達活動を分類するための別のカテゴリ階層などです。商品コードは、標準的な業界分類体系からインポートすることも、組織の業務要件を満たすようにカテゴリ階層を手動で作成することもできます。
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カテゴリ階層の設定
カテゴリ階層タイプの割り当て
手動による階層へのカテゴリの追加
カテゴリの削除または無効化
カテゴリの有効化
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カテゴリ階層の設定
カテゴリ階層を作成し、親カテゴリを設定するには、この手順を使用します。親カテゴリを作成したら、子カテゴリを手動で作成することも、カテゴリをインポートすることもできます。
注意
[カテゴリ階層] は、[購買組織] フィールドにある会社を変更することによって変更できません。その理由は、[カテゴリ階層] がすべての会社に適用されるためです。[カテゴリ階層] にノードを追加する場合、そのノードは、[カテゴリ階層] が会社固有ではないため、すべての会社に表示されます。[購買組織] 下のクイック タブの情報がすべて、[購買組織] フィールドにあるその特定の会社に関連する情報を表示します。
製品情報管理 >設定 >カテゴリ >カテゴリ階層 をクリックします。 [アクション ウィンドウ] で [カテゴリ階層] をクリックします。
"カテゴリ階層の作成" フォームで、一意の名前および説明 (オプション) を入力し、[作成] をクリックします。新しいカテゴリ階層は、既定で [有効] 状態に設定されます。
[カテゴリ階層] フォームの [アクション ウィンドウ] で、[新しいカテゴリ ノード] をクリックします。
重要
新しいカテゴリ階層に対して最初に作成するカテゴリは、常に、階層内の他のすべてのカテゴリの親カテゴリになります。
[一般] クイックタブで、カテゴリの名前および商品コード (オプション) を入力します。
このカテゴリに割り当てられる製品は有形品目のみであり、サービスは割り当てられないことを示すには、[課税対象製品として分類] チェック ボックスをオンにします。
[説明] フィールドに、従業員がカテゴリの目的を理解するための、カテゴリの詳細な説明を入力します。この説明は、カテゴリがトランザクションで選択されるときに、ツールヒントに表示されます。
[フレンドリ名] フィールドに、カテゴリの短い名前 (オプション) を入力します。
[キーワード] フィールドに、Microsoft Dynamics AX のエンタープライズ ポータル のカテゴリ名検索で、このカテゴリを特定するための語を入力します。コロンまたはセミコロンで区切ると、複数のキーワードを入力できます。
[カテゴリ属性] クイックタブで [追加] をクリックし、カテゴリに属性を割り当てます。たとえば、カテゴリに [マネージャー] 属性を割り当てます。この属性のデータ型は [テキスト] です。カテゴリごとに、カテゴリ マネージャーの名前をこの属性の値として入力します。カテゴリ属性の作成方法については、「属性と属性の型を設定」を参照してください。
[商品コード] クイックタブで、インポートされた商品コードからサブカテゴリを追加します。インポートされた商品コードについては、「インポートのカテゴリ (フォーム)」を参照してください。
[プロジェクト カテゴリの割り当て] クイックタブで、プロジェクト カテゴリを既定のカテゴリとして選択し、選択したプロジェクト カテゴリに関連付けます。
注意
[プロジェクト カテゴリの割り当て] クイックタブは、カテゴリ階層タイプが調達と販売の場合にのみ使用できます。カテゴリ階層タイプの詳細については、「カテゴリ階層のタイプ (フォーム)」を参照してください。
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カテゴリ階層タイプの割り当て
階層カテゴリにタイプを割り当てるには、この手順を使用します。割り当てるタイプにより、Microsoft Dynamics Ax でカテゴリ階層が表示される方法が決まります。たとえば、階層に調達カテゴリ タイプを割り当てると、この調達カテゴリ階層の製品は、見積や購買要求などの調達フォームに表示されます。
同じカテゴリ階層に複数のタイプを割り当てることができます。たとえば、販売/調達の活動と、製品に対して同じカテゴリ階層を使用します。
製品情報管理 >設定 >カテゴリ >カテゴリ階層のタイプ をクリックします。
[カテゴリ階層のタイプ] フォームで、[新規] をクリックします。
[カテゴリ階層タイプ] フィールドで、階層タイプを選択します。
[カテゴリ階層] フィールドで、カテゴリ階層を選択します。
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手動による階層へのカテゴリの追加
カテゴリ階層にカテゴリを手動で追加するには、次の手順に従います。親カテゴリを作成してからでなければ、他のカテゴリをカテゴリ階層に追加することはできません。親カテゴリを作成したら、子カテゴリを次の手順で追加できます。
製品情報管理 >設定 >カテゴリ >カテゴリ階層 をクリックします。
[カテゴリ階層] リスト ページで、子カテゴリを追加するカテゴリ階層を選択し、[アクション ウィンドウ]で [編集] をクリックします。
"カテゴリ階層" フォームの左ウィンドウで、子カテゴリを追加するカテゴリの名前をクリックします。
[アクション ウィンドウ] で [新しいカテゴリ ノード] をクリックします。
[一般] クイックタブで、カテゴリの名前および商品コード (オプション) を入力します。
このカテゴリに割り当てられる製品は有形品目のみであり、サービスは割り当てられないことを示すには、[課税対象製品として分類] チェック ボックスをオンにします。
[説明] フィールドに、従業員がカテゴリの目的を理解するための、カテゴリの詳細な説明を入力します。この説明は、カテゴリがトランザクションで選択されるときに、ツールヒントに表示されます。
[フレンドリ名] フィールドに、カテゴリの短い名前 (オプション) を入力します。
[キーワード] フィールドに、Microsoft Dynamics AX のエンタープライズ ポータル のカテゴリ名検索で、このカテゴリを特定するための語を入力します。コロンまたはセミコロンで区切ると、複数のキーワードを追加できます。
[カテゴリ属性] クイックタブで [追加] をクリックし、カテゴリに属性を割り当てます。または、[親カテゴリからカテゴリ属性を継承:] チェック ボックスをオンにして、親のカテゴリに割り当てる属性と同じ属性をカテゴリに割り当てます。
[商品コード] クイックタブで、インポートした商品コードの一覧から商品コードを追加します。商品コードのインポート方法については、「インポートのカテゴリ (フォーム)」を参照してください。
[プロジェクト カテゴリの割り当て] クイックタブで、プロジェクト カテゴリを既定のカテゴリとして選択し、選択したプロジェクト カテゴリに関連付けます。
注意
[プロジェクト カテゴリの割り当て] クイックタブは、カテゴリ階層タイプが調達と販売の場合にのみ使用できます。カテゴリ階層タイプの詳細については、「カテゴリ階層のタイプ (フォーム)」を参照してください。
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カテゴリの削除または無効化
カテゴリ階層のカテゴリを削除または無効にするには、次の手順に従います。カテゴリを削除できるのは、そのカテゴリを参照するレコード (商品コード、製品、トランザクションなど) がない場合のみです。レコードがカテゴリに関連付けられている場合は、カテゴリを無効化すると、そのカテゴリがトランザクションで使用できなくなります。
子カテゴリがあるカテゴリを削除すると、子カテゴリも削除されます。子カテゴリがあるカテゴリを無効化すると、子カテゴリも無効化されます。
製品情報管理 >設定 >カテゴリ >カテゴリ階層 をクリックします。 削除するカテゴリが含まれるカテゴリ階層を開きます。
"カテゴリ階層" フォームの左ウィンドウで、削除するカテゴリの名前をクリックします。
[アクション ウィンドウ] で [削除] をクリックしてから、削除を確認します。
カテゴリにレコードが関連付けられている場合は、エラー メッセージが表示されます。その他のレコードでカテゴリを使用できないようにするには、[アクション ウィンドウ] で [無効化] をクリックします。既にカテゴリと関連付けられているレコードは、カテゴリとの関連付けが維持されます。
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カテゴリの有効化
カテゴリ階層のカテゴリを有効にして、トランザクションで使用できるようにするには、次の手順に従います。子カテゴリがあるカテゴリを有効にしても、有効になるのはそのカテゴリのみですが、カテゴリとそのすべての子カテゴリの両方を有効にすることもできます。子カテゴリを有効にする場合は、その子カテゴリに無効な親カテゴリが関連付けられていれば、その親カテゴリも自動的に有効になります。
製品情報管理 >設定 >カテゴリ >カテゴリ階層 をクリックします。
[カテゴリ階層] リスト ページで、有効化するカテゴリがあるカテゴリ階層を開きます。
"カテゴリ階層" フォームの左ウィンドウで、有効にするカテゴリの名前をクリックします。
[アクション ウィンドウ] で [有効化] をクリックしてから、有効化を確認します。
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