リスト ページ

適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012

リスト ページは、Microsoft Dynamics Ax で実行する毎日のタスクの一部を完了するために費やす時間の短縮に役に立ちます。リスト ページを使用すると、同種のレコードの一覧を表示し、レコードを選択して、そのレコードに対するアクションを実行できます。

リスト ページには、プライマリとセカンダリという 2 つのタイプがあります。プライマリ リスト ページにはレコード セットが表示され、セカンダリ リスト ページにはそれらのレコードのサブセットが表示されます。プライマリ リスト ページに基づくセカンダリ リスト ページを表示するには、プライマリ リスト ページに対するセキュリティ アクセス権が必要です。

たとえば、Microsoft Dynamics Ax の一部のリスト ページを次に示します。

  • 顧客 (売掛金管理 >共通 >顧客 >すべての顧客 をクリックします。)

  • 主勘定 (一般会計 >共通 >主勘定 をクリックします。)

  • 作業者 (人事管理 >共通 >作業者 >作業者 をクリックします。)

ここでは、リスト ページにある要素について説明します。

アクション ペイン

アクション ウィンドウは、アクションボタンを含むグループに分割されます。アクション ウィンドウのボタンを使用して、新しいレコードの作成、選択したレコードに対するアクションの実行、およびレコードについての詳細情報を表示するフォームを開くことができます。

アクション ウィンドウに表示されるアクション ボタンは、表示するリスト、リストに対する個人設定、およびユーザーのセキュリティ アクセス権に応じて異なります。

グリッド

グリッドには、リスト ページを構成するレコードが表示されます。レコードを並べ替えるには、任意の列をクリックし、グリッドに表示する列を選択します。

プレビュー ウィンドウ

プレビュー ウィンドウには、選択したレコードに関連する情報が表示されます。表示される情報の種類は、選択したレコードのタイプによって異なります。

注意

プレビュー ウィンドウが使用できないリスト ページもあります。

フィルタ ウィンドウ

フィルタ ウィンドウを使用して、フィルタ条件と一致するレコードだけが表示されるように、リスト ページのデータを制限します。

注意

一部のリスト ページでは、フィルタ ウィンドウに追加のフィルタ フィールドが表示されることがあります。

情報ボックス ウィンドウ

情報ボックス ウィンドウには、リスト ページで選択したレコードに関連する情報が表示されます。情報ボックスには、他のフォームへのリンク、またはレコードのデータを表すグラフが表示されます。たとえば、 [顧客] リスト ページには、選択した顧客の最終の請求金額と最終の支払額を表示する [最近の活動] 情報ボックスがあります。

既定では、表示される情報ボックスよりも多くの情報ボックスをリスト ページで使用できます。アプリケーション ワークスペースの右上隅の [表示] ボタンをクリックし、[情報ボックス] を選択して、現在表示しているリスト ページで利用可能な情報ボックスの一覧を表示します。

参照

リスト ページの使用

リスト ページのフィルタ処理