品揃えの設定

適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack

販売する製品をその製品を販売する小売チャンネルにリンクするには、品揃えを設定する必要があります。品揃えは、関連する製品をグループ化し、その製品を小売チャンネルに割り当てるために使用されます。同じ製品を 1 つ以上の品揃えに割り当てて、1 つ以上の品揃えを同じ小売チャンネルに割り当てることができます。

たとえば、すべての店舗で受け入れる製品の基準セットに対して品揃えを作成します。その後、大規模な店舗でのみ受け入れる特別品目に対して別の品揃えを作成します。

品揃えを作成し、それを適切な小売チャンネルに割り当てた後、品揃えを公開して小売チャンネルで製品を利用できるようにします。

注意

品揃えを小売チャンネルに割り当てる前に、店舗を作成する必要があります。小売品揃え目的に割り当てられている組織階層にこの店舗を追加する必要があります。組織階層の設定方法の詳細については、「組織階層を作成または変更する」を参照してください。

  1. 小売 >共通 >品揃え をクリックします。

  2. [品揃え] リスト ページの [アクション ウィンドウ] にある [新規] グループで、[品揃え] をクリックして新しい品揃えを作成します。既存の品揃えを変更するには、一覧の品揃えをダブルクリックします。

  3. "品揃え" フォームの [全般] クイック タブに品揃えの番号と名前を入力します。

  4. [有効日] フィールドと [有効期限] フィールドで、品揃えが有効である日付範囲を定義します。

    将来の有効日を入力できます。この場合、品揃えに含まれている製品は、その日付まで小売チャンネルで利用できません。品揃えに含まれる製品の利用可能性を制限するには、有効期限を入力します。品揃えに含まれている製品が常に利用できる場合には、[有効期限] フィールドの既定値をそのままにします。

    注意

    品揃えは、協定世界時 (UTC) の午前 0 時に有効になり、午後 11 時 59 分に期限切れになります。選択した日付の協定世界時 (UTC)。店舗のローカル タイム ゾーンは、有効日または有効期限には適用されません。

  5. [小売チャンネル] クイック タブをクリックし、[明細行の追加] をクリックして、品揃えが割り当てられている小売チャンネルを追加します。

  6. "組織ノードの選択" フォームで、追加する小売チャンネルを含む組織階層を選択します。追加する組織ノードまたはノード グループを選択し、[追加 >>] をクリックします。[閉じる] をクリックして、小売チャンネルを [小売チャンネル] クイック タブに追加します。

    注意

    小売品揃えの目的に割り当てられている組織階層のみが組織階層の一覧に表示されます。

  7. [製品] FastTab をクリックします。

  8. 個々の製品カテゴリ、製品、またはバリアントを追加するには、[明細行の追加] をクリックして次の手順のいずれかを実行します。

    • [カテゴリ] フィールドで、小売製品カテゴリを選択します。他のすべてのフィールドの規定値はそのままにします。選択したカテゴリに割り当てられているすべての製品が品揃えに含まれます。

    • [製品] フィールドで、製品を選択します。[カテゴリ] フィールドの小売カテゴリを選択することで、製品の一覧をフィルタ処理できます。

      注意

      これらの製品が法人にまだリリースされていない場合でも、製品を品揃えに追加できます。ただし、品揃え内の製品を Microsoft Dynamics® AX for Retail POS で利用可能にする前に、製品を法人にリリースする必要があります。

    • [製品バリアント] フィールドで、製品カテゴリを選択します。

  9. 複数の製品およびバリアントを同時に追加するには、[製品の追加] をクリックします。その後、"製品の追加" フォームで、次の手順を実行します。

    • 小売カテゴリ階層を選択し、製品の一覧をカテゴリ別にフィルタ処理します。

    • [使用可能な製品] グリッドで、追加する各製品および製品バリアントのチェック ボックスをオンにします。その後、[OK] をクリックして、製品を [製品] クイック タブに追加します。

  10. 既定では、[製品] クイック タブに追加したすべての製品が品揃えに含まれています。製品を品揃えから除外するには、[製品] クイック タブの [行タイプ] フィールドで [除外] を選択します。

    たとえば、製品のカテゴリを追加してから、そのカテゴリの特定の製品を除外できます。この場合、カテゴリを 1 つの明細行品目として追加し、2 番目の明細行品目として除外するカテゴリおよび製品を追加します。その後、2 番目の明細行品目の行タイプを [除外] に設定します。

  11. [アクション ウィンドウ] の [管理] グループで、[公開] をクリックし、小売品揃えジョブを開始し、品揃えを小売チャンネルに使用できるようにします。小売品揃えジョブが完了すると、品揃えのステータスが [公開済] に設定されます。

参照

品揃え (リスト ページ)

品揃え (フォーム)

品揃えの設定について

品揃え製品の表示

ジョブの小売企業 (フォーム)