発信の支払形式を設定する

適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012

アプリケーション統合フレームワーク (AIF) サービスと連携する支払形式を使用して電子支払を作成できます。発信の支払形式を設定するには、この手順を使用します。結果の支払形式は、電子支払を作成するときに "支払の生成" フォームの [支払形式] フィールドで選択できます。

前提条件

始める前に、システム管理者は次の手順に従う必要があります。

  1. c:\AX\SEPA などの XML スタイル シートのフォルダを作成します。

  2. 支払形式用の XML のスタイル シートをアプリケーション オブジェクト ツリー (AOT) からエクスポートするか、カスタムの支払形式およびスタイル シートを作成します。c:\AX\SEPA\SEPAVend.xsl のように、作成したフォルダに XSL ファイルを保存します。

  3. 支払形式の電子支払を生成するバッチ ジョブを設定します。

これらの前提条件については、「Walkthrough: Configuring an outbound integration port for payments」を参照してください。

発信の支払形式を設定する

  1. システム管理 >設定 >サービス アプリケーション統合フレームワーク >電子支払サービス >電子支払用の送信ポート をクリックします。

  2. [新規] をクリックし、支払形式の名前を入力します。電子支払を作成すると、この名前が "支払の生成" フォームの [支払形式] ボックスの一覧に表示されます。

  3. 送信ポートの名前を選択します。一覧に示されるオプションは、"送信ポート" フォームで指定されます。

  4. c:\AX\SEPA\SEPAVend.xsl など、支払形式のスタイル シートを選択します。

  5. 電子支払ファイルが生成されるフォルダの場所を選択します。

    重要

    支払形式の電子支払を生成するすべてのユーザーは、このフォルダへの書き込みアクセス権が必要です。

  6. 明細行プロパティの詳細については、「ポートの作成」を参照してください。

  7. 明細行プロパティの詳細については、「支払処理データ」を参照してください。

  8. "支払処理データ" フォームに表示される各明細行の値を入力します。フォームに表示される明細行は、使用する支払形式によって異なります。

  9. [支払処理データ] で [OK] をクリックし、"電子支払用の送信ポート" フォームを閉じます。

参照

Walkthrough: Configuring an outbound integration port for payments

支払処理のデータ (フォーム)

送信ポートは、電子決済 (フォーム)