消費償却の設定
適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012
消費償却を設定するには、消費単位と係数を作成する必要があります。
消費単位は、固定資産の価格の入力で参照として使用したり、[固定資産] 仕訳の消費償却提案の計算で使用できます。消費係数は償却提案の計算に使用されます。
消費単位の作成
固定資産 >設定 >消費 >消費単位 をクリックします。
[新規] をクリックして、キロメートル (km)、キログラム (kg)、時間などの消費単位を作成します。
消費係数の作成
固定資産 >設定 >消費 >消費量係数 をクリックします。
消費係数を作成するには、[新規] をクリックします。
右ウィンドウで、各減価償却期間の終了日を作成します。
消費係数を割合または数量として設定するか決定し、適切なフィールドで値を入力します。
割合を入力した場合、[価値モデル] フォームの [消費予測] フィールドで見積もられた固定資産の数量に、最終日で判断される期間に設定される割合が乗算されます。この乗算された数量がその期間の減価償却数量として提示されます。
数量を入力した場合は、最終日で判断される期間に設定される数量が、消費償却に提案される減価償却の数量として提示されます。
固定資産への消費単位と係数の割り当て
固定資産 >共通 >固定資産 >固定資産 をクリックします。
消費償却を設定する固定資産を選択します。
[アクション ペイン] で、[価値モデル] または [減価償却簿] をクリックします。
[減価償却] タブで、[消費量係数] と [単位] フィールドで、選択した価値モデルまたは減価償却簿の値を選択します。
注意
固定資産に価値モデルまたは減価償却簿が添付されていない場合、その固定資産に価値モデルまたは減価償却簿を選択する必要があります。
[個別償却] フィールドと [消費予測] フィールドに値を入力します。これらのフィールドは、仕訳の消費償却提案を実行するときに使用されます。