アプリケーション統合用に財務分析コードを設定する(Excel および Management Reporter)
適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2
このトピックでは、Microsoft Dynamics の Office アドインを使用する際に Microsoft Excel のルックアップで使用できる財務分析コードおよび Microsoft Dynamics ERP の管理レポーター に財務分析コードが表示される順番を指定する方法について説明します。この機能を使用して、財務分析コードを Excelの予算計画ワークシートに導入したり、Management Reporter に財務諸表を開発したりできます。
この手順では、Microsoft Dynamics AX 2012 R3 または AX 2012 R2 の累積更新プログラム 7 またはそれ以降: で使用できる機能について説明します。
必要条件
次の表に、開始する前に準備が整っている必要のある前提条件を示します。
カテゴリ |
前提条件 |
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セットアップ |
財務分析コードおよび財務分析コード値を設定します。詳細については、次のトピックを参照してください。 |
1.Office アドイン の財務分析コードの属性の設定
この手順に従って、Microsoft Dynamics の Office アドイン のルックアップで使用できる財務分析コードを指定します。詳細については、「Excel 用 Microsoft Dynamics AX アドインの使用」を参照してください。
Office アドイン の財務分析コード属性を設定するには、次の手順に従います。
一般会計 >設定 >財務分析コード >アプリケーション統合用の財務分析コードの構成 をクリックします。
Office アドイン 領域で、Microsoft Excel などのアプリケーションでドキュメント データ ソースとして使用できる財務分析コードを選択します。
選択した分析コードは、財務分析コードが有効である限り、Excelのルックアップに使用できます。Microsoft Dynamics Ax システムの日付が、[財務分析コード値] フォームの [有効開始日] および [有効終了日] フィールドに示されている範囲内にある場合、財務分析コードは有効です。財務分析コードが無効の場合、Excelのルックアップに表示されません。
[閉じる] をクリックします。カスタム クエリが作成され、カスタム ドキュメント データ ソースが選択された各財務分析コードに対して作成し、有効になります。既定のクエリ名があるクエリが財務分析コードに既に存在する場合は、メッセージが表示され、クエリの一意な名前を入力できます。
オプション: ドキュメント データ ソースが作成されたことを確認します。組織管理 >設定 >ドキュメント管理 >ドキュメント データ ソース をクリックします。
2.Management Reporter の財務分析コードの属性を設定する
この手順に従って、財務分析コードが Management Reporter に表示される順序を指定します。Management Reporter の詳細については、「Microsoft Dynamics ERP 用 Management Reporter」を参照してください。
Management Reporter の財務分析コード属性を設定するには、次の手順に従います。
一般会計 >設定 >財務分析コード >アプリケーション統合用の財務分析コードの構成 をクリックします。
Management Reporter 領域に、Management Reporter で表示される順序に分析コード属性を配置します。
このフォームで順序を指定した後新しい財務分析コードを追加する場合、分析コードは既定で一覧の最後に追加されます。分析コードは、Microsoft Dynamics Ax から削除されると、Management Reporter の一覧から削除されます。
関連タスク
システム管理者向け技術情報
このタスクを完了するために使用するページに対するアクセス権限がない場合は、システム管理者に連絡し、次の表に示される情報を提供します。
カテゴリ |
前提条件 |
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コンフィギュレーション キー |
コンフィギュレーション キーはこのタスクには必要ではありません。 |
セキュリティ ロールと権限 |
アプリケーションの統合用に財務分析コードを設定するには、次の権限を含むセキュリティ ロールのメンバーである必要があります。
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