グローバル アドレス帳の翻訳を設定
適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012
ユーザーの言語で、システムにテキストが表示されるように住所情報の翻訳を設定できますが、販売注文などのようなドキュメント情報は別の言語で表示します。国/地域名、住所の目的、名前の順序の翻訳を入力できます。
たとえば、ユーザーの言語がデンマーク語の場合に、フランスの顧客の販売注文を作成して、Microsoft Dynamics Ax でデンマーク語で顧客レコードを表示し、印刷された販売注文にフランス語で住所情報を表示できます。
重要
翻訳を設定した場合、一覧に各品目の翻訳を入力する必要があります。翻訳が入力されていない品目は、システムで言語で表示されます。たとえば、システムの言語が、デンマーク語で、スペインの顧客にドキュメントを送信するとします。住所情報にスペイン語 (ESP) の翻訳を入力しなかった場合、情報は、システムと印刷資料にデンマーク語で表示されます。
システム言語は [システム パラメーター] フォームで設定されます。システム管理 >設定 >システム パラメーター をクリックします。
このトピックの手順では、国/地域名の翻訳を入力する方法について説明します。[翻訳] フォームの領域に住所の目的、名前の順序を追加する場合は、同じ手順を実行できます。
アドレス帳情報の翻訳を入力します。
組織管理 >設定 >住所 >翻訳 をクリックします。
[翻訳] フォームで、 [国/地域] をクリックし、[言語] フィルタで翻訳を入力する言語を選択します。
各国/地域の簡単な名前と長い名前の翻訳を入力します。
たとえば、国/地域コード BOL にフランス語の翻訳を追加する場合、[略称] 列に「Bolivie」と入力し、[正式名称] 列に「République de Bolivie」と入力します。
フォームの [住所と連絡先情報の目的] と [名前の順序] 領域について、手順 2 と 3 を繰り返します。