オフライン プロファイルの設定
適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack
オフライン プロファイル データにより、レジスターの店舗データベースとオフライン データベース間で同期されるデータが定義されます。各オフライン プロファイルは、複数のオフライン スコープで構成されます。オフライン スコープにより、データの同期順序と同期されるデータベース テーブルが定義されます。Microsoft Dynamics Ax には、「Default pr」という既定のオフライン プロファイルが含まれます。既定のオフライン プロファイルに含まれるオフライン スコープには、小売用スケジューラ ジョブの組織が反映されます。
注意
Microsoft Dynamics Ax に含まれている既定のオフライン プロファイルを変更できます。ただし、店舗のオフライン データベースを作成した後に店舗のオフライン プロファイルを変更する場合は、店舗のすべてのレジスタで小売チャンネル コンフィギュレーション ユーティリティを再度実行して、それらのレジスタのオフライン データベースを再作成する必要があります。(AX 2012 R2 と AX 2012 Feature Packでは、小売チャンネル コンフィギュレーション ユーティリティはストア データベース ユーティリティと呼ばれます)。
オフライン プロファイルの設定
小売 >設定 >POS >プロファイル >オフライン プロファイル をクリックします。
Ctrl + N キーを押して新しいオフライン プロファイルを作成するか、既存のプロファイルを選択します。
[名前] フィールドに、プロファイルの名前を入力します。[説明] フィールドに説明を入力します。
[明細行の詳細] クイック タブで、[追加] をクリックするか、既存のオフライン スコープを選択します。
[説明] フィールドで、オフライン スコープを選択します。
新規または既存のオフライン スコープを設定するには、次の手順を参照してください。
Modern POS では、SQLite デバイスのコンフィギュレーション クイック タブで、次の設定も必要です。
[オフライン タイムアウト (秒) ] – Modern POS がオフライン データベースに切替わるまでの時間を指定します。
[再接続試行の時間間隔 (分)] – Modern POS が小売りサーバーまたはチャンネル データベースに再接続を試みるまでの時間間隔を指定します。
オフライン プロファイルに含まれる各オフライン スコープに対して手順 4、5 および 6 を繰り返します。
次の表のコンフィギュレーション オプションは、現在実装されていません。
所在する場所 |
実装されていないオプション |
---|---|
オフライン製品クイック タブ |
実装されたオプションなし |
オフライン顧客クイックタブ |
実装されたオプションなし |
SQLite デバイス構成クイックタブ |
新しいデータベースの確認 アップロード トランザクション 画像フォルダー データ エクスポート フォルダー データベース エクスポート スケジュール |
オフライン スコープの設定
小売 >設定 >POS >プロファイル >オフライン プロファイル をクリックします。
[名前] フィールドで、オフライン プロファイルを選択します。
[明細行の詳細] クイック タブで、[追加] をクリックするか、既存のオフライン スコープを選択して、[オフライン スコープ] をクリックします。
"オフライン スコープ" フォームの [同期の方向] フィールドで、同期時のデータの移動方向を指定します。次のオプションのいずれかを選択します。
[ダウンロード]: データが店舗のデータベースからオフライン データベースにダウンロードされるだけです。
[アップロード]: データがオフライン データベースから店舗のデータベースにダウンロードされるだけです。
[双方向]: データが店舗のデータベースからダウンロードされ、オフライン データベースからアップロードされます。
[明細行の詳細] クイック タブで、[追加] をクリックし、データベース テーブルを追加します。
または
データベース テーブルを選択し、[削除] をクリックします。
設定する各オフライン スコープに対して手順 3 ~ 6 を繰り返します。