購買契約機能または販売契約書機能の設定

[アーティクル]
08/03/2018

適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012

このトピックでは、購買契約書や販売契約書を設定するための、次の主要な手順について説明します。

コンフィギュレーションキーの有効化
番号順序の設定
購買契約書と販売契約書の分類の設定

コンフィギュレーションキーの有効化

購買契約書と販売契約書を有効にするには、次のコンフィギュレーションキーを選択する必要があります。

[購買契約書と販売契約書] コンフィギュレーションキー (TradeBlanketOrder)
オプション: [プロジェクト I] コンフィギュレーションキー (ProjBasic)
オプション: [公的機関] コンフィギュレーションキー (PublicSector)

[購買契約書と販売契約書] コンフィギュレーションキーを有効にする必要があります。また、 [プロジェクト I] コンフィギュレーションキーは、プロジェクトのフィールドを [購買契約書] フォームと [販売契約書] フォームで使用できるようにし、購買契約書と販売契約書を [プロジェクト] で使用できるようにするために、有効にする必要があります。

コンフィギュレーションキーを有効にする方法の詳細については、「アプリケーション機能のコンフィギュレーション」を参照してください。

番号順序の設定

番号順序は、[購買契約書] フォームの購買契約書に、または [販売契約書] フォームの販売契約書に自動的に ID 番号を割り当てます。新しい購買契約書や販売契約書を作成する前に、次の手順に従って、番号順序を設定します。

[番号順序] フォームで、番号順序を作成します。
1. 組織管理 >共通 >番号順序 >番号順序 をクリックします。
2. [アクションウィンドウ] で、[番号順序] をクリックして、新しい番号順序を作成します。
3. [番号順序コード] フィールドで、番号順序のコードを入力します。
4. [名前] フィールドに、番号順序を使用する方法と場所の説明を入力します。たとえば、番号順序を購買契約書で使用する場合は、[購買契約書] と入力することもできます。
5. [区分] タブで、番号順序の形式を定義します。番号には番号記号 (#) を、文字にはアンパサンド (&) を使用します。
6. [一般] タブで、番号順序の間隔と増分を定義します。
7. [継続] チェックボックスをオンにします。
  
  注意
  
  購買契約書 ID または販売契約書 ID を手動で入力できるようにするには、[手動] チェックボックスをオンにします。このフォームにあるフィールドの詳細については、「番号順序 (リストページ)」を参照してください。
8. [参照] FastTab で、[追加] をクリックし、モジュールと契約 ID を選択します。
  - 購買契約書については、[購買] と [購買契約書 ID] を選択します。
  - 販売契約書については、[販売] と [販売契約書 ID] を選択します。
購買契約書については、[調達パラメーター] フォームで番号順序を選択および適用します。
1. 調達 >設定 >調達パラメーター をクリックします。
2. [番号順序] 列をクリックし、グリッド内で購買契約書の参照を指定します。
3. [番号順序コード] 列で、[番号順序] フォームで定義した番号順序を選択します。
4. フォームを閉じます。
販売契約書については、[売掛金勘定パラメーター] フォームで番号順序を選択および適用します。
1. 売掛金管理 >設定 >売掛金勘定パラメーター をクリックします。
2. [番号順序] 列をクリックし、グリッド内で販売契約書の参照を指定します。
3. [番号順序コード] 列で、[番号順序] フォームで定義した番号順序を選択します。
4. フォームを閉じます。

購買契約書と販売契約書の分類の設定

新しい購買契約書または販売契約書を作成するとき、購買契約書または販売契約書のタイプをかならず選択する必要があります。また、独自の販売契約書または購買契約書のタイプを定義することもできます。これにより、一括発注など、自分の組織のドメインに合った名前を使用することができます。

重要

Microsoft Dynamics AX 2009 を Microsoft Dynamics AX 2012 にアップグレードすると、[一括発注] タイプの発注書および販売注文は、購買契約書と販売契約書にそれぞれ自動的に変換されます。購買契約書の既定の契約タイプは [一括購買契約書] です。販売契約書の既定の契約タイプは [一括販売契約] です。

契約タイプを作成するには、次の手順に従います。

調達 >設定 >購買契約書 >購買契約書の分類 をクリックします。

または

販売とマーケティング >設定 >販売契約書 >販売契約書の分類 をクリックします。
[名前] フィールドに、名前を入力します。名前がグリッドに既に表示されている場合は、[新規] をクリックし、名前を入力します。
特定のロケールの契約タイプを定義するには、[翻訳] をクリックして、言語ごとに名前を 1 つ作成できるフォームを開きます。
[公的機関] コンフィギュレーションキーが選択されている場合は、追加のコントロールを購買契約書に対して使用できます。
- この分類を使用する購買契約書の協力会社に関する情報を入力するには、[協力会社] チェックボックスをオンにします。
- この分類を使用する購買契約書の保険証書と保証金に関する情報を入力するには、[証明書] チェックボックスをオンにします。
- この分類を使用する購買契約書にあるマイルストーンおよびタスクに関する情報を入力するには、[活動] チェックボックスをオンにします。
- 直接請求の使用を要求し、この分類を使用する購買契約書によるリリース注文の使用を阻止するは、[直接に請求を依頼] チェックボックスをオンにします。