次のステップと Microsoft Entra Connect の管理方法

  • [アーティクル]

この記事の操作手順を使用して、組織のニーズや要件を満たすように Microsoft Entra Connect をカスタマイズしてください。

その他の同期管理者の追加

既定では、インストールを行ったユーザーとローカルの管理者のみが、インストールされている同期エンジンを管理できます。 同期エンジンにアクセスして管理できるその他のユーザーを追加するには、ローカル サーバーで ADSyncAdmins というグループを見つけ、そのグループにユーザーを追加します。

Microsoft Entra ID P1 または P2 および Enterprise Mobility Suite ユーザーにライセンスを割り当てる

ユーザーがクラウドに同期されたため、Microsoft 365 などのクラウド アプリを利用できるように、そのユーザーにライセンスを割り当てる必要があります。

Microsoft Entra ID P1、P2 または Enterprise Mobility Suite ライセンスを割り当てるには、次のようにします。

ヒント

この記事の手順は、開始するポータルによって若干異なる場合があります。

  1. 少なくともハイブリッド ID 管理者として Microsoft Entra 管理センターにサインインします。
  2. 左側で、 [Active Directory] を選択します。
  3. [Active Directory] ページで、設定するユーザーが存在するディレクトリをダブルクリックします。
  4. ディレクトリ ページの上部にある [ライセンス] を選択します。
  5. [ライセンス] ページで、 [Active Directory Premium] または [Enterprise Mobility Suite] を選択し、 [割り当て] をクリックします。
  6. ダイアログ ボックスで、ライセンスを割り当てるユーザーを選択し、チェック マーク アイコンをクリックして変更を保存します。

スケジュールされた同期タスクを確認する

Microsoft Entra 管理センターを使用して、同期の状態をチェックします。

スケジュールされた同期タスクを確認するには

  1. 少なくともハイブリッド ID 管理者として Microsoft Entra 管理センターにサインインします。
  2. [ID]>[ハイブリッド管理]>[Microsoft Entra Connect]>[Connect sync] の順に移動します。
  3. ページの上部にある最後の同期に注意してください。

Directory sync time

スケジュールされた同期タスクを開始する

同期タスクを実行する必要がある場合、以下により実行できます。

  1. Microsoft Entra Connect のデスクトップ ショートカットをダブルクリックしてウィザードを開始します。
  2. [構成] をクリックします。
  3. タスク画面で [同期オプションのカスタマイズ] を選択し、 [次へ] をクリックします。
  4. Microsoft Entra 資格情報を入力します
  5. 次へをクリックします。 [次へ] をクリックします。 [次へ] をクリックします。
  6. [構成の準備完了] 画面で、 [構成が完了したら、同期プロセスを開始してください] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。
  7. [構成] をクリックします。

Microsoft Entra Connect の同期スケジューラについて詳しくは、Microsoft Entra Connect のスケジューラに関するページを参照してください。

Microsoft Entra Connect で使用できるその他のタスク

Microsoft Entra Connect の初回インストール後は、Microsoft Entra Connect のスタート ページまたはデスクトップのショートカットから、いつでもウィザードを再び起動できます。 もう一度ウィザードを実行すると、追加のタスクの形式で新しいオプションがいくつか表示されます。

次の表に、これらのタスクの概要と各タスクの簡単な説明を示します。

List of additional tasks

追加のタスク 説明
プライバシー設定 Microsoft と共有している利用統計情報データを表示します。
現在の構成を表示する 現在の Microsoft Entra Connect ソリューションを表示します。 これには、全般設定、同期されたディレクトリ、同期設定が含まれます。
同期オプションをカスタマイズする 構成への Active Directory フォレストの追加、ユーザー、グループ、デバイス、パスワード ライトバックなどの同期オプションの有効化など、現在の構成を変更します。
デバイス オプションの構成 同期に使用できるデバイス オプション
ディレクトリ スキーマの更新 同期のための新しいオンプレミス ディレクトリ オブジェクトを追加することができます。
ステージング モードの構成 すぐには同期されず、Microsoft Entra ID やオンプレミスの Active Directory にエクスポートされない情報をステージします。 この機能では、事前に同期のプレビューを表示できます。
ユーザー サインインの変更 ユーザーがサインインを使用している認証方法を変更します。
フェデレーションの管理 AD FS インフラストラクチャの管理、証明書の更新および AD FS サーバーの追加
[トラブルシューティング] Microsoft Entra Connect の問題に関するトラブルシューティングを支援します

次のステップ

詳細については、オンプレミス ID と Microsoft Entra ID の統合に関する記事を参照してください。