パブリック フォルダーの作成

パブリック フォルダーは、共有アクセスのために設計された、情報を収集、整理してワークグループや組織内の他のユーザーと共有するための容易かつ効果的な方法です。

既定では、パブリック フォルダーの設定 (アクセス許可の設定など) は、親フォルダーの設定を継承します。

パブリック フォルダーに関するその他の管理タスクについては、「パブリック フォルダーの手順」を参照してください。

事前に必要な知識

EAC を使用してパブリック フォルダーを作成する

EAC を使用してパブリック フォルダーを作成する場合、パブリック フォルダーの名前とパスのみ設定できます。 追加設定を構成するには、パブリック フォルダーを作成後に編集する必要があります。

  1. [パブリック フォルダー>パブリック フォルダー] に移動します。

  2. このパブリック フォルダーを既存のパブリック フォルダーの子として作成する場合は、リスト ビューで既存のパブリック フォルダーをクリックします。 最上位のパブリック フォルダーを作成する場合は、この手順を飛ばします。

  3. [ 追加]アイコンをクリックします

  4. [パブリック フォルダー] に、パブリック フォルダーの名前を入力します。

    重要

    パブリック フォルダーを作成するときに、名前に円記号 () を使用しないでください。

  5. [パス] ボックスで、パブリック フォルダーへのパスを確認します。 このパスが適切でない場合は、 [キャンセル] をクリックしてこの手順のステップ 2 に従います。

  6. [保存] をクリックします。

Exchange 管理シェル を使用してパブリック フォルダーを作成する

この例では、パス Marketing\2016 に Reports という名のパブリック フォルダーを作成します。

New-PublicFolder -Name Reports -Path \Marketing\2016

重要

パブリック フォルダーを作成するときに、名前に円記号 () を使用しないでください。

構文およびパラメーターの詳細については、「New-PublicFolder」を参照してください。

正常な動作を確認する方法

パブリック フォルダーが正常に作成されたことを確認するには、次の手順を実行します。

  • EAC で、 [最新の情報に更新] をクリックし、パブリック フォルダーの一覧を更新します。 一覧に新しいパブリック フォルダーが表示されます。

  • Exchange 管理シェル で次のいずれかのコマンドを実行します。

    Get-PublicFolder -Identity \Marketing\2016\Reports | Format-List
    
    Get-PublicFolder -Identity \Marketing\2016 -GetChildren
    
    Get-PublicFolder -Recurse
    

ヒント

問題がある場合は、 Exchange Server、Exchange Online、Exchange Online Protection。 必要な作業 シェルを使用して送信者フィルターを有効または無効にする