パブリック フォルダーの作成
パブリック フォルダーは、共有アクセスのために設計された、情報を収集、整理してワークグループや組織内の他のユーザーと共有するための容易かつ効果的な方法です。
既定では、パブリック フォルダーの設定 (アクセス許可の設定など) は、親フォルダーの設定を継承します。
パブリック フォルダーに関するその他の管理タスクについては、「パブリック フォルダーの手順」を参照してください。
事前に必要な知識
予想所要時間 : 5 分。
この手順を実行する前に、あらかじめアクセス許可が割り当てられている必要があります。 必要なアクセス許可を確認するには、「 共有とコラボレーションのアクセス許可」トピックの「パブリック フォルダー」エントリを参照してください。
パブリック フォルダーは、先にパブリック フォルダー メールボックスを作成しておかないと、作成できません。 パブリック フォルダー メールボックスを作成する方法の詳細については、「パブリック フォルダー メールボックスを作成する」を参照してください。
このトピックの手順で使用可能なキーボード ショートカットについては、「Exchange 管理センターのキーボード ショートカット」を参照してください。
EAC を使用してパブリック フォルダーを作成する
EAC を使用してパブリック フォルダーを作成する場合、パブリック フォルダーの名前とパスのみ設定できます。 追加設定を構成するには、パブリック フォルダーを作成後に編集する必要があります。
[パブリック フォルダー>パブリック フォルダー] に移動します。
このパブリック フォルダーを既存のパブリック フォルダーの子として作成する場合は、リスト ビューで既存のパブリック フォルダーをクリックします。 最上位のパブリック フォルダーを作成する場合は、この手順を飛ばします。
[ 追加]。
[パブリック フォルダー] に、パブリック フォルダーの名前を入力します。
重要
パブリック フォルダーを作成するときに、名前に円記号 () を使用しないでください。
[パス] ボックスで、パブリック フォルダーへのパスを確認します。 このパスが適切でない場合は、 [キャンセル] をクリックしてこの手順のステップ 2 に従います。
[保存] をクリックします。
Exchange 管理シェル を使用してパブリック フォルダーを作成する
この例では、パス Marketing\2016 に Reports という名のパブリック フォルダーを作成します。
New-PublicFolder -Name Reports -Path \Marketing\2016
重要
パブリック フォルダーを作成するときに、名前に円記号 () を使用しないでください。
構文およびパラメーターの詳細については、「New-PublicFolder」を参照してください。
正常な動作を確認する方法
パブリック フォルダーが正常に作成されたことを確認するには、次の手順を実行します。
EAC で、 [最新の情報に更新] をクリックし、パブリック フォルダーの一覧を更新します。 一覧に新しいパブリック フォルダーが表示されます。
Exchange 管理シェル で次のいずれかのコマンドを実行します。
Get-PublicFolder -Identity \Marketing\2016\Reports | Format-List
Get-PublicFolder -Identity \Marketing\2016 -GetChildren
Get-PublicFolder -Recurse
ヒント
問題がある場合は、 Exchange Server、Exchange Online、Exchange Online Protection。 必要な作業 シェルを使用して送信者フィルターを有効または無効にする