ユーザーの IMAP4 アクセスを有効または無効にする
製品: Exchange Server 2013
ユーザーの IMAP4 を有効または無効にすることができます。
注:
ユーザーに対して IMAP4 を有効または無効にした後、Microsoft Exchange IMAP4 サービスと Microsoft Exchange IMAP4 バックエンド サービスを再起動する必要があります。 IMAP4 サービスを再起動する方法の詳細については、「IMAP4 サービスを 開始および停止する」を参照してください。
ユーザーのメールボックスの管理に関連した追加情報については、「ユーザー メールボックスの管理」を参照してください。
POP3 と IMAP4 に関連する詳細については、「 Exchange Server 2013 の POP3 と IMAP4」を参照してください。
はじめに把握しておくべき情報
予想所要時間:2 分。
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可が割り当てられている必要があります。 必要なアクセス許可を確認するには、「受信者のアクセス許可」トピックの「受信者プロビジョニング のアクセス許可」セクションを参照 してください。
このトピックの手順で使用可能なキーボード ショートカットについては、「Exchange 管理センターのキーボード ショートカット」を参照してください。
ヒント
問題がある場合は、 Exchange のフォーラムで質問してください。 Exchange Server のフォーラムにアクセスします。
EAC を使用してユーザーの IMAP4 を有効または無効にする
EAC で、[受信者]、[メールボックス] の順に移動します。
結果ウィンドウで、IMAP4 を有効または無効にするユーザーを選択し、[編集] アイコンをクリック。
[ユーザー メールボックス] ダイアログ ボックスのコンソール ツリーで、 [メールボックスの機能] をクリックします。
結果ウィンドウの [メール接続] で次のいずれかを実行します。
ユーザーの IMAP4 を無効にするには、 [IMAP4:有効] で、 [無効にする] をクリックします。
ユーザーの IMAP4 を有効にするには、 [IMAP4:無効] で、 [有効にする] をクリックします。
[保存] をクリックします。
シェルを使用して、ユーザーの IMAP4 を有効または無効にする
この例では、ユーザー John Smith の IMAP4 を有効にします。
Set-CASMailbox -Identity "John Smith" -IMAPEnabled $true
この例では、ユーザー John Smith の IMAP4 を無効にします。
Set-CASMailbox -Identity "John Smith" -IMAPEnabled $false
正常な動作を確認する方法
EAC で、[受信者]、[メールボックス] の順に移動します。
結果ウィンドウで、IMAP4 を有効にするまたは無効にするユーザーを選択して、 [編集] をクリックします。
[ユーザー メールボックス] ダイアログ ボックスのコンソール ツリーで、 [メールボックスの機能] をクリックします。
結果ウィンドウで、 [メール接続] の下を確認します。
ユーザーの IMAP4 が有効になっている場合は、 [IMAP4: 有効] と表示されます。
ユーザーに対して IMAP4 が有効になっていない場合は、[ IMAP4: 無効] と表示されます。
[保存] をクリックします。