外部データ共有の管理 (プレビュー)

この記事では、外部データ共有の管理アクセス許可 タブに表示される内容と、外部データ共有を取り消す方法について説明します。

前提条件

  • 管理する外部データ共有を持つアイテムに対する、Fabric の読み取りと再共有のアクセス許可。

アイテムの外部データ共有を表示する

既存の外部データ共有を表示および管理するには、ワークスペースまたは OneLake データ ハブの共有 lakehouse または KQL データベースに移動し、オプション メニューを開き、[アクセス許可の管理] を選択します。

[アクセス許可の管理] オプションを示すスクリーンショット。

このアイテムのすべての外部共有の一覧が表示されます。

[アクセス許可の管理] ページの [外部データ共有] タブにある外部データ共有の一覧を示すスクリーンショット。

次の表で各列について説明します。

説明
共有 ID 外部データ共有の作成時に割り当てられる guid。
Status 共有の状態。
- 保留中: 共有の招待が送信されましたが、まだ受け入れられていません。
- アクティブ: 共有が受け入れ済み。
- 期限切れ: 共有は送信されましたが、作成されてから 90 日以内に許可されませんでした。
- 取り消し: 共有が取り消されました。 この共有を介してデータにアクセスできなくなりました。
共有する相手 外部データ招待の送信先ユーザー。
場所 共有データの URL。
作成済 外部データ共有の作成日。
作成者 外部データ共有を作成したユーザー。
アクセス許可 外部共有によって付与されたアクセス許可。

外部データ共有の取り消し

外部データ共有はいつでも取り消すことができます。 ユーザーが読み取りと再共有のアクセス許可を持つアイテムに対して、外部データ共有を取り消すことができます。

共有を取り消すには、その共有 ID にカーソルを合わせると表示される [共有の取り消し] アイコンを選択します。

外部データ共有を取り消す方法を示すスクリーンショット。

警告

外部データ共有の取り消しは、慎重に検討し、受信側のテナントとの相談を要する重大な事案です。 受信テナントから共有データへのすべてのアクセスが、完全かつ不可逆的に切断されます。 つまり、共有データに基づいて受信テナントに組み込まれているデータ アーティファクトはすべて機能しなくなります。 取り消された外部データ共有を復元することはできません。 新しい外部データ共有を作成できますが、取り消された共有に基づいて受信テナントで実行されていたすべての作業を最初から再構築する必要があります。