Fabric リアルタイム ハブ(プレビュー)でストリームを探索する

Fabric でリアルタイム ハブに移動すると、Fabric に存在するすべてのデータ ストリームを表示できます。 ハブには3つのタブがあります。 この記事では、リアルタイム ハブの[データ ストリーム]タブについて説明します。

Note

リアルタイム ハブは現在プレビュー段階です。

Tab 説明
データ ストリーム アクセスできる Fabric でアクティブに実行されているすべてのデータ ストリームが表示されます。 この一覧には、Fabric イベントストリームと KQL テーブルにあるアクセス可能なストリームが含まれています。
Microsoft ソース Fabric に接続するアクセス可能なすべての Microsoft ソースが表示されます。 現在サポートされている Microsoft のソースは次のとおりです。
  • Azure Event Hubs
  • Azure IoT Hub
  • Azure SQL データベースの変更データキャプチャ(CDC)
  • Azure Cosmos DB の CDC
  • PostgreSQL DB の CDC
  • MySQL Database CDC
Fabric イベント 次のイベントを監視・リアクションできます。
  • Fabric ワークスペース アイテムのイベント
  • Azure Blob Storage のイベント

これらのイベントは、データ パイプラインの呼び出しや電子メールによる通知の送信など、他のアクションやワークフローをトリガーするために使用できます。 これらのイベントは、イベントストリームを介して他の転送先に送信することもできます。

リアルタイム ハブを示すスクリーンショット。

[データ ストリーム] タブ

[データ ストリーム] タブには、次の列があります。

内容
Name ストリームまたは KQL テーブルの名前。
項目 親アーティファクトの名前。 ストリームの場合は、イベントストリームの名前です。 KQL テーブルの場合、これは KQL データベースの名前です。
Owner 親アーティファクトの所有者の名前。
場所 親アーティファクトが配置されているワークスペースの名前。
推奨 親アーティファクトの保証状態。
感度 親アーティファクトの秘密度の状態。

リアルタイム ハブの[データ ストリーム]タブ上で列名が強調表示されているスクリーンショット。

フィルター

次のフィルターは、目的のストリームに簡単に絞り込むために上部に用意されています。

Assert 説明
所有者 親アーティファクトの所有者の名前をフィルター処理できます。 ストリームの場合は、親イベントストリームの所有者です。 KQL テーブルの場合は、親 KQL データベースの所有者です。
項目 目的の親アーティファクト名をフィルター処理できます。 ストリームの場合は、イベントストリームの名前です。 KQL テーブルの場合、これは KQL データベースの名前です。
場所 目的のワークスペース名をフィルター処理できます。

リアルタイム ハブの [データ ストリーム] タブにあるフィルターを示すスクリーンショット。

ストリームの名前を入力して、検索バーを使用してストリーム/イベントを検索することもできます。

リアルタイム ハブの [データ ストリーム] タブにある検索ボックスを示すスクリーンショット。

アクション

[データ ストリーム] タブにあるイベントストリームからのストリームで使用できるアクションを次に示します。マウスをデータ ストリームの上に移動し、[..] (省略記号)を選択しアクションを表示します。

アクション 説明
データをプレビューする ストリームまたは派生ストリーム内のデータをプレビューします。 詳細については、[データストリームのプレビュー]を参照してください。
イベントストリームを開く ストリームの親イベントストリームを開きます。 イベントストリームを開いた後、必要に応じて変換を追加してデータを変換し宛先を追加し出力データをサポートされている宛先に送信できます。
承認 ストリームの親イベントストリームを承認します。 詳しくは、データストリームを承認するをご覧ください。

リアルタイム ハブの[データ ストリーム]タブにあるストリームで使用できるアクションを示すスクリーンショット。

[データ ストリーム]タブにある KQL テーブルで使用できるアクションを次に示します。

アクション 説明
KQL データベースを開く KQL テーブルの親 KQL データベースを開きます。
承認 KQL テーブルの親 KQL データベースを承認します。 詳しくは、データストリームを承認するをご覧ください。

リアルタイム ハブの [データ ストリーム] タブの KQL テーブルで使用できるアクションを示すスクリーンショット。