KQL データベースを Power BI Desktop に接続する
この記事では、KQL データベースをデータ ソースとして Power BI Desktop に接続する方法について説明します。 接続したら、複数のテーブルを使用して Power BI レポートを作成できます。
KQL クエリセットを使って Power BI サービスでレポートを作成するには、Power BI レポートの作成に関する記事をご覧ください。
前提条件
- Microsoft Fabric 対応の容量を持つワークスペース
- データを含む KQL データベース
- Power BI Desktop
接続モード
Power BI では、"インポート" と DirectQuery の接続モードがサポートされています。 Power BI のレポートを作成するときは、シナリオ、規模、パフォーマンスの要件に応じて、接続モードを選びます。 インポート モードを使用すると、データが Power BI にコピーされます。 これに対し、DirectQuery モードを使用すると、KQL データベースに対して直接データのクエリが実行されます。
次の場合は Import モードを使用します。
- データ セットが小さく、準リアルタイムのデータは必要ない。
- 集計関数を実行する。
次の場合は DirectQuery モードを使用します。
- データ セットが大きいか、準リアルタイムのデータが必要である。
接続モードの詳細については、インポートと DirectQuery の接続モードに関する記事を参照してください。
データ ソースに接続する
Power BI Desktop を起動します。
[ホーム] タブで、[OneLake データ ハブ]>[KQL データベース] を選びます。
アクセスできる KQL データベースの一覧が、[OneLake データ ハブ] ウィンドウに表示されます。
Power BI でデータ ソースとして使う KQL データベースを選んでから、[接続] を選びます。
認証ウィンドウで資格情報を入力します。
データの読み込み
[ナビゲーター] ウィンドウで、接続するテーブルを選んで、[読み込み] を選びます。
必要に応じて、最初にデータを整形する場合は、[データの変換] を選んで Power Query エディターを起動します。 詳細については、「データの整形」を参照してください。
表示される [接続の設定] ウィンドウに、データ接続モードの一覧が表示されます。 接続モードによって、Power BI がデータをインポートするか、データ ソースに直接接続するかが決まります。 詳細については、接続モードに関する記事を参照してください。
データ ソースに直接接続する [DirectQuery] を選んで、[OK] を選びます。
Power BI Desktop でデータ ソースとして KQL データベースに正常に接続しました。 これで、Power BI レポートでデータを視覚化できます。