officeGraphInsights リソースの種類

名前空間: microsoft.graph

重要

Microsoft Graph の /beta バージョンの API は変更される可能性があります。 実稼働アプリケーションでこれらの API を使用することは、サポートされていません。 v1.0 で API を使用できるかどうかを確認するには、Version セレクターを使用します。

注:

officeGraphInsights の代わりに itemInsights を使用して、insights API にアクセスします。

officeGraphInsights は、以前のバージョンの insights API との下位互換性のために維持されます。 itemInsights の基本型です。

インサイトとは、高度な分析と機械学習の機能を使って計算されるリレーションシップのことです。 たとえば、ユーザーを中心にトレンドになっている職場や学校のドキュメントの OneDrive を特定できます。

インサイトは、次の API によって返されます。

  • [傾向] - 職場または学校用の OneDrive から、およびユーザーを中心に傾向を持つ SharePoint サイトからドキュメントを返します。
  • Used - ユーザーが表示または変更したドキュメントを返します。 職場または学校の OneDrive でユーザーが使用するドキュメントと SharePoint が含まれます。
  • Shared - ユーザーと共有またはユーザーが共有したドキュメントを返します。 ドキュメントは、URL、添付ファイル、職場または学校用の OneDrive への参照添付ファイル、Outlook のメッセージや会議で見つかった SharePoint ファイルとして共有できます。

各分析情報は、resourceVisualization および resourceReference の複合値の型 (CVT) で返されます。 resourceVisualization CVT には、titlepreviewImageUrl などのプロパティが含まれています。 Microsoft では、視覚化プロパティを使って Office Delve のようなエクスペリエンスでファイルをレンダリングします。

プロパティ

なし

リレーションシップ

リレーションシップ 説明
共有 sharedInsight コレクション このプロパティには、派生型 itemInsights からアクセスします。
trending trending コレクション このプロパティには、派生型 itemInsights からアクセスします。
used usedInsight コレクション このプロパティには、派生型 itemInsights からアクセスします。

JSON 表記

次の JSON 表現は、リソースの種類を示しています。

{
  "id": "string",
  "shared": [ { "@odata.type": "microsoft.graph.shared" } ],
  "trending": [ { "@odata.type": "microsoft.graph.trending" } ],
  "used": [ { "@odata.type": "microsoft.graph.used" } ]
}