ホスト ファイル用マネージド データ プロバイダーの目標

ホスト ファイル用マネージド データ プロバイダーの主な目的は、開発者が Microsoft .NET Frameworkを使用して、ミッドレンジおよびメインフレーム システム上のファイルとデータ構造にアクセスできるようにすることです。 これは、開発者がホスト DB2 レコードセットにアクセスできるようにする DB2 のマネージド プロバイダーとは異なります。

Managed Data Provider for Host ファイルは、次の機能を念頭に置いて設計されました。

  • 中規模およびメインフレーム システムのファイル システム コマンドへのアクセス権を開発者に付与する。 ファイル システム コマンドを公開することで、開発者は、レコード属性の設定、ファイルとレコードのロック、レコード間の移動、ファイルの内容の変更などのアクティビティを実行できます。 このようなアクティビティは、主に Host Files インターフェイスのマネージド プロバイダーを介して公開されます。

  • 最も一般的なミッドレンジおよびメインフレーム ファイル サーバー システムのファイル コマンドへのアクセスを許可する。 その際、IBM i 入出力コマンドに精通している開発者は、その知識を使用してミッドレンジ・ファイル・システムにアクセスできます。 これは DB2 のマネージド プロバイダーとは異なり、SQL に精通している開発者は、その知識を使用して DB2/400 テーブルにアクセスできます。

  • システム間の一括転送速度の向上。

参照

ホスト ファイル用マネージド データ プロバイダー