トランザクション メッセージング用に MQSC アダプターを構成する方法
webSphere MQ 拡張トランザクション・クライアントをBizTalk Serverコンピューターにインストールした後、BizTalk Adapter for WebSphere MQ を使用してトランザクション・メッセージングを実装するには、次の追加の構成手順が必要です。
WebSphere MQ サーバー環境で、IBM Technote の記事「1223479」の説明に従って、ネットワーク・サービス・アカウントに適切な権限を付与します。 セキュリティ上の理由から、MQM グループに "ネットワーク サービス" アカウントを追加する必要がないように、"セキュリティ出口" を使用することを強くお勧めします。
BizTalk Server コンピューターで、MQSeries XA dll を MSDTC レジストリに追加します。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MSDTC\XADLLレジストリ キーに、 [名前] 列に文字列値
amqmtsxatmc.dll
を追加し、そのパスを [データ] 列に追加します。 形式<WebSphere MQ Client installation folder>\bin\amqmtsxatmc.dll
でパスを指定します (例:C:\Program Files\IBM\WebSphere MQ\bin\amqmtsxatmc.dll
)。BizTalk Server コンピューターで、WebSphere MQ 5.3 を使用している場合は、WebSphere MQ クライアント インストール フォルダー\qmgrs\@SYSTEMに<含まれるフォルダー>への@SYSTEM読み取り/書き込みアクセス権を Network Service アカウントに付与します。 (WebSphere MQ 6.0 を使用している場合は、これを行う必要はありません)。
BizTalk Serverがインストールされているコンピューターで MSDTC が有効になっており、次の手順で説明するようにセキュリティが構成されていることを確認します。
MSDTC を有効にしてセキュリティを構成するには
[ スタート] ボタンをクリックし、[ プログラム] をポイントし、[ 管理ツール] をポイントして、[ コンポーネント サービス] をクリックします。
コンポーネント サービス コンソールのコンソール ルートで、[ コンポーネント サービス] を展開します。
[ コンピューター] を展開します。
[ マイ コンピューター] を右クリックし、[ MSDTC の開始] をクリックします。
[マイ コンピューター] を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。
[ MSDTC ] タブをクリックします。
[ トランザクションの構成] で、[ セキュリティ構成] をクリックします。
[セキュリティ設定] で、[ネットワーク DTC アクセス] ボックスと [XA トランザクションの有効化] チェック ボックスを選択します。
[OK] をクリックします。