ゾーン 10 進数またはパック 10 進数データ型

ホスト データ宣言をインポートすると、トランザクション インテグレーター (TI) は、Zoned Decimal (DISPLAY または USAGE なし COBOL 数値 PIC、または RPG S データ型) またはパック 10 進データ型をそれぞれ Decimal または Currency Automation のデータ型に変換します。 使用している開発アプリケーションによっては、Decimal または Currency のデータ型に相当するものがない場合があります。 その場合は、次のいずれかの手法を使用して、データ型が TI で正しく機能することを確認します。

  • 言語指定の関数を使用して、Decimal または Currency のオートメーション型を操作します。

  • TI Project 内で、データ型に小数部のコンポーネントがある場合は、Decimal データ型または Currency データ型から浮動小数点バイナリ データ型 (必要に応じて倍精度または単精度) にメソッドのパラメーターを変更します。 データ宣言に小数部のコンポーネントがなく、データ宣言の桁数が予想される範囲内に収まる場合は、16 ビットまたは 32 ビットのバイナリ整数データ型を置き換えることができます。

Note

浮動小数点バイナリ データ型を使用すると、分数が関係する場合、データ変換の精度の問題の可能性が高くなります。 TI には、データ精度エラーを処理するための 3 つのオプションがあります。ラウンド (既定値)、切り捨て、またはエラーです。 倍精度浮動小数点バイナリ データ型は、最大 15 桁のホスト データ宣言を処理できます。

参照

COBOL FILLER
COBOL で REDEFINES を使用する方法