AspCache クラス

ASP キャッシュに関連するプロパティを構成します。

構文

class AspCache : EmbeddedObject  

メソッド

このクラスにはメソッドが含まれていません。

プロパティ

次の表は、AspCache クラスによって公開されるプロパティの一覧です。

名前 説明
DiskTemplateCacheDirectory メモリ内キャッシュがオーバーフローしたときにコンパイル済み ASP テンプレートをディスクに格納するために ASP が使用するディレクトリの名前を含む読み取り/書き込みの string 値。 既定値は "%systemdrive%\inetpub\temp\ASP Compiled Templates" です。
EnableTypelibCache 読み取り/書き込みの boolean 値。 タイプ ライブラリがサーバーにキャッシュされている場合は true。それ以外の場合は false。 既定値は、true です。
MaxDiskTemplateCacheFiles 格納できるコンパイル済み ASP テンプレートの最大数を指定する読み取り/書き込みの uint32 値。 既定値は 2000 です。
ScriptEngineCacheMax ASP ページがメモリにキャッシュされるスクリプト エンジンの最大数を指定する読み取り/書き込みの uint32 値。 既定値は 250 です。
ScriptFileCacheSize キャッシュするプリコンパイル済みスクリプト ファイルの数を指定する読み取り/書き込みの uint32 値。 0 に設定すると、スクリプト ファイルはキャッシュされません。 4,294,967,295 に設定すると、要求されたすべてのスクリプト ファイルがキャッシュされます。 このプロパティは、使用可能なメモリの量とスクリプト ファイルのトラフィックの量に応じて、パフォーマンスを調整するために使われます。 既定値は 500 です。

サブクラス

このクラスにはサブクラスが含まれていません。

解説

このクラスのインスタンスは、AspSection クラスの Cache プロパティに含まれています。

継承階層

EmbeddedObject

AspCache

要件

説明
クライアント - Windows Vista 上の IIS 7.0
- Windows 7 上の IIS 7.5
- Windows 8 上の IIS 8.0
- Windows 10 上の IIS 10.0
[サーバー] - Windows Server 2008 上の IIS 7.0
- Windows Server 2008 R2 上の IIS 7.5
- Windows Server 2012 上の IIS 8.0
- Windows Server 2012 R2 上の IIS 8.5
- Windows Server 2016 上の IIS 10.0
Product - IIS 7.0、IIS 7.5、IIS 8.0、IIS 8.5、IIS 10.0
MOF ファイル WebAdministration.mof

参照

AspComPlus クラス
AspLimits クラス
AspSection クラス
AspSession クラス
EmbeddedObject クラス