VersionOverrides 要素
この要素には、基本マニフェストでサポートされていない機能に関する情報が含まれます。 その子マークアップは、基本マニフェスト (または親 <VersionOverrides>) 内のマークアップの一部をオーバーライドできます。 <VersionOverrides> は、マニフェストのルート OfficeApp 要素または親 <VersionOverrides> 要素のいずれかの子要素です。 この要素は、マニフェスト スキーマ v1.1 以降でサポートされていますが、VersionOverrides スキーマで定義されています。
詳細については、「マニフェストでのバージョンの上書き」をご覧ください。
属性
属性 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
xmlns | はい | VersionOverrides スキーマの名前空間。 許可される値は、この <VersionOverrides> 要素の xsi:type 値と親 <OfficeApp> 要素の xsi:type 値によって異なります。 以下の「名前空間の値」をご覧ください。 |
xsi:type | はい | スキーマのバージョン。 現時点では、VersionOverridesV1_0 および VersionOverridesV1_1 のみが有効な値になります。 |
名前空間の値
次に、ルート <OfficeApp> 要素の xsi:type 値に応じて xmlns 属性の必要な値を示します。
- TaskPaneApp では、VersionOverrides のバージョン 1.0 のみがサポートされており、xmlns は
http://schemas.microsoft.com/office/taskpaneappversionoverrides
である必要があります。 - ContentApp では、VersionOverrides のバージョン 1.0 のみがサポートされており、xmlns は
http://schemas.microsoft.com/office/contentappversionoverrides
である必要があります。 - MailApp では、VersionOverrides のバージョン 1.0 と 1.1 がサポートされているため、xmlns の値は、この <VersionOverrides> 要素の xsi:type 値によって異なります。
- xsi:type が
VersionOverridesV1_0
の場合、xmlns はhttp://schemas.microsoft.com/office/mailappversionoverrides
である必要があります。 - xsi:type が
VersionOverridesV1_1
の場合、xmlns はhttp://schemas.microsoft.com/office/mailappversionoverrides/1.1
である必要があります。
- xsi:type が
注:
現時点では、Outlook 2016 以降のみが VersionOverrides v1.1 スキーマおよび VersionOverridesV1_1
タイプをサポートしています。
バリアント スキーマ
xmlns の有効な値ごとに異なるスキーマがあるため、それぞれ個別のリファレンス ページがあります。
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