出荷時の設定にリセットしてデバイスをリセットする
Microsoft マネージド デスクトップ Operations チームは、必要に応じて、サービスに登録されているデバイスの出荷時設定へのリセットを実行できます。 リセットは、別の従業員にデバイスを提供する必要がある場合や、従業員が会社を退職する場合に役立ちます。
いくつかの要件があります。
- グローバル管理者は 、サポート リクエストを送信する必要があります。
- グローバル管理者の同意を受け取った後、 Microsoft マネージド デスクトップ セキュリティ運用チーム は、お客様に代わって要求を送信できます。 要求にデバイスのコンピューター名を含めます。
- デバイスをリセットする前に、ユーザー アカウントがMicrosoft Entra ID に含まれている必要があります。
Microsoft マネージド デスクトップ 運用チーム は次の作業を行います。
- Microsoft Intuneでデバイス名を検索します。
- 出荷時のリセット コマンドをデバイスに送信します。
注:
デバイスがリセットされる前に、Microsoft Entra ID からユーザー アカウントを削除しないでください。 ユーザーが Microsoft Entra ID にない場合、Intune はファクトリ リセット コマンドをデバイスに送信できません。
デバイスがリセットされたら、組織内の別のユーザーにデバイスを渡すことができます。 前のユーザーのデータやエンタープライズ データはデバイスにありません。 次のユーザーは、前のユーザーが新しい Microsoft マネージド デスクトップ デバイスで行ったのと同じプロセスを実行します。
デバイスは "すぐに使用できるエクスペリエンス" で起動し、プレインストールされているすべてのアプリケーションと設定が再び適用されます。 デバイスの新しいユーザーは、初期設定情報をもう一度提供する必要があります。
BitLocker は、このプロセスにおけるデータ セキュリティの重要なコンポーネントです。 Microsoft マネージド デスクトップ デバイス上の BitLocker 暗号化を使用すると、デバイスが出荷時にリセットされた後も、ドライブ上のデータはセキュリティで保護されたままになります。 ドライブに保存されていたデータは、デバイスの次のユーザーには使用できません。 詳細については、「 BitLocker の概要 と デバイスの工場出荷時のリセット」を参照してください。