Configuration Managerで電源管理を構成する

Configuration Manager (現在のブランチ) に適用

この記事では、Configuration Managerで電源管理を設定する方法について説明します。

クライアント設定を有効にして構成する

この手順では、電源管理の 既定のクライアント設定 を構成します。 これは、階層内のすべてのコンピューターに適用されます。

これらの設定を一部のコンピューターにのみ適用する場合は、 カスタム デバイス クライアント設定を作成します。 次に、電源管理用のコンピューターを含むコレクションに割り当てます。 詳細については、「 クライアント設定を構成する方法」を参照してください。

  1. Configuration Manager コンソールで、[管理] ワークスペースに移動し、[クライアント設定] ノードを選択し、[既定のクライアント設定] を選択します。

  2. リボンの [ ホーム ] タブの [プロパティ] グループで、[ プロパティ ] を選択 します

  3. [Power Management] グループを選択します。

  4. [ デバイスの電源管理を許可する] にクライアント設定を有効にします。

  5. 必要な追加のクライアント設定を構成します。 詳細については、「 クライアント設定について - Power Management」を参照してください。

クライアントは、次にクライアント ポリシーをダウンロードするときにこれらの設定を構成します。 1 つのクライアントのポリシー取得を開始するには、「クライアント を管理する方法」を参照してください。

コンピューターを除外する

コンピューターのコレクションが電源管理設定を受け取らないようにすることができます。 コンピューターが、電源管理設定から除外 する コレクションのメンバーである場合、そのコンピューターは電源管理設定を適用しません。 この動作は、電源管理設定を適用する別のコレクションのメンバーである場合でも適用されます。

次の理由により、コンピューターを電源管理から除外することが必要になる場合があります。

  • コンピューターの電源を常にオンにするビジネス要件があります。

  • 電源管理設定を適用しないコンピューターのコントロール コレクションがあります。

  • 一部のコンピューターでは、電源管理設定を適用できません。

  • Windows Server を実行するコンピューターを電源管理から除外する必要があります。

注:

[ ユーザーがデバイスを電源管理から除外することを許可する] にクライアント設定を構成した場合、ユーザーはソフトウェア センターを使用して、自分のコンピューターを電源管理から除外できます。

電源管理から除外されるコンピューターを確認するには、レポート [ 除外されたコンピューター] を実行します。 このレポートの詳細については、「 電源管理を監視および計画する方法」を参照してください。

重要

コンピューターを電源管理から除外すると、すべての電源設定が元の値に戻されます。 個々の電源設定を元の値に戻すことはできません。

コンピューターのコレクションを電源管理から除外する方法

  1. Configuration Manager コンソールで、[資産とコンプライアンス] ワークスペースに移動し、[デバイス コレクション] ノードを選択します。

  2. 電源管理から除外するコレクションを選択します。 リボンの [ ホーム ] タブの [ プロパティ ] グループで、[プロパティ] を選択 します

  3. [ 電源管理 ] タブに切り替え、[ このコレクション内のコンピューターに電源管理設定を適用しない] を選択します。

次の手順

電源プランを作成して適用する方法

電源管理を監視および計画する方法