Microsoft Syntexのモデルに秘密度ラベルを適用する
適用対象: ✓ すべてのカスタム モデル |✓すべての事前構築済みモデル
Microsoft Syntexの非構造化ドキュメント処理モデルに秘密度ラベルを簡単に適用できます。
秘密度ラベルを使用すると、モデルが識別するドキュメントに暗号化を適用できます。 たとえば、モデルでは、ドキュメント ライブラリにアップロードされた銀行口座番号またはクレジット カード番号を含む財務ドキュメントを特定するだけでなく、暗号化設定で構成された秘密度ラベルを適用して、そのコンテンツにアクセスできるユーザーとその使用方法を制限する必要があります。 Syntex モデルでは 、ラベルの順序 ルールが適用され、ユーザーによってファイルに手動で適用された既存のラベルは上書きされません。
モデルのホーム ページのモデル設定を使用して、既存の秘密度ラベルをモデルに適用できます。 モデル設定から選択できるようにするには、ラベルがすでに公開されている必要があります。 ラベルは、Word (.docx)、PowerPoint (.pptx)、Excel (.xlsx) の Office ファイルに適用されます。
重要
秘密度ラベルをモデルに適用できるようにするには、Microsoft Purview コンプライアンス ポータルで作成して公開する必要があります。
秘密度ラベルをモデルに追加する
モデルのホーム ページから、[モデルの設定] を選択します。
[モデルの設定] ウィンドウの [コンプライアンス] セクションで、[秘密度ラベル] メニューを選択して、モデルに適用できる秘密度ラベルのリストを表示します。
モデルに適用する秘密度ラベルを選択し、[保存] を選択します。
モデルに秘密度ラベルを適用した後、次のものに適用できます。
- 新しいドキュメント ライブラリ
- モデルがすでに適用されているドキュメント ライブラリ
モデルがすでに適用されているドキュメント ライブラリに秘密度ラベルを適用します
モデルがドキュメント ライブラリに既に適用されている場合は、次の操作を実行して秘密度ラベルの更新を同期してドキュメント ライブラリに適用できます。
モデル ホーム ページの [このモデルのあるライブラリ] セクションで、秘密度ラベルの更新を適用するドキュメント ライブラリを選択します。
[同期] を選択します。
更新を適用してモデルに同期した後、次の手順を実行して、更新が適用されたことを確認できます。
コンテンツ センターの [このモデルのあるライブラリ] セクションで、更新したモデルが適用されたライブラリを選択します。
ドキュメント ライブラリ ビューで、情報アイコンを選択してモデルのプロパティを確認します。
[アクティブモデル] リストで、更新したモデルを選択します。
[秘密度ラベル] セクションに、適用されている秘密度ラベルの名前が表示されます。
ドキュメント ライブラリのモデルの表示ページに、新しい [秘密度ラベル] 列が表示されます。 モデルがそのコンテンツ タイプに属するものとして識別したファイルを分類し、それらをライブラリ ビューに一覧表示すると、[秘密度ラベル] 列には、モデルを通じてモデルに適用された秘密度ラベルの名前も表示されます。
たとえば、モデルが識別するすべての財務書類にも暗号化秘密度ラベルが適用され、権限のないユーザーがアクセスするのを防ぎます。 権限のないユーザーがドキュメント ライブラリのファイルにアクセスしようとすると、適用されている秘密度ラベルのために許可されていないというエラーが表示されます。