政府機関向けの Teams ポリシー パッケージ
注意
現在、ポリシー パッケージは、Microsoft 365 Government GCC High または DoD デプロイでは使用できません。
概要
Microsoft Teams のポリシー パッケージは、組織内で類似の役割を持つユーザーに割り当てることができる定義済みのポリシーおよびポリシー設定のコレクションです。 ポリシー パッケージにより、ポリシー管理を簡素化し、合理化し、一貫性を高めることができます。 ユーザーのニーズに合わせて、パッケージのポリシーの設定をカスタマイズできます。 ポリシー パッケージ内のポリシーの設定を変更すると、そのパッケージに割り当てられているすべてのユーザーが更新された設定を取得します。 Microsoft Teams 管理センターまたは PowerShell を使用して、ポリシー パッケージを管理できます。
ポリシー パッケージは、以下に対するポリシーを事前に定義しており、内容はパッケージごとに異なります。
- メッセージング
- 会議
- 通話
- アプリのセットアップ
- ライブ イベント
Teams には現在、政府向けの次のポリシー パッケージが含まれています。
Microsoft Teams 管理センターのパッケージ名 | 以下の目的での使用に最適です | 説明 |
---|---|---|
公安責任者 | 政府organizationの公安責任者 | organizationの公安責任者に適用されるポリシーとポリシー設定のセットを作成します。 |
現場マネージャー | 政府機関の現場マネージャー organization | 一連のポリシーを作成し、それらの設定をorganizationの Frontline Manager に適用します。 |
現場担当者 | 政府機関の現場担当者organization | 一連のポリシーを作成し、それらの設定をorganizationの Frontline Worker に適用します。 |
ポリシー パッケージにリンクされているポリシーを容易に識別できるように、個々のポリシーにはポリシー パッケージ名が付けられます。 たとえば、パブリック セーフティオフィサー ポリシー パッケージをorganizationのユーザーに割り当てると、パッケージ内のポリシーごとに PublicSafety_Officer という名前のポリシーが作成されます。
ポリシー パッケージを管理する
表示
パッケージを割り当てる前に、ポリシー パッケージ内の各ポリシーの設定を表示します。 Microsoft Teams 管理センターの左側のナビゲーションで、[ポリシーパッケージ] を選択し、パッケージ名を選択して、ポリシー名を選択します。
事前に定義された値が組織に適しているかどうか、または組織のニーズに基づいてより厳しくあるいは緩めにユーザーをカスタマイズする必要があるかどうかを判断します。
カスタマイズ
組織のニーズに合わせてポリシー パッケージのポリシーの設定をカスタマイズします。 ポリシー設定の変更は、パッケージが割り当てられているユーザーに自動的に適用されます。 ポリシー パッケージ内のポリシーの設定を編集するには、Microsoft Teams 管理センターでポリシー パッケージを選び、編集するポリシーの名前を選択して、[編集] を選択します。
ポリシー パッケージを割り当てると、パッケージ内のポリシーの設定を変更することもできます。 詳細については、「ポリシー パッケージのポリシーをカスタマイズする」を参照してください。
割り当て
ユーザーにポリシー パッケージを割り当てる。 ユーザーにポリシーが割り当てられている場合は、別のポリシーを割り当てると、最新の割り当てが優先されます。
1 人または複数のユーザーにポリシー パッケージを割り当てる
1 人または複数のユーザーにポリシー パッケージを割り当てるには、Microsoft Teams 管理センターの左側のナビゲーションから、[ポリシー パッケージ] に移動し、[ユーザーの管理] を選択します。
詳細については、「ポリシー パッケージを割り当てる」を参照してください。
ユーザーにポリシーが割り当てられている場合は、別のポリシーを割り当てると、最新の割り当てが優先されます。
ポリシー パッケージをグループに割り当てる
この機能はプライベート プレビューです
グループにポリシー パッケージを割り当てると、セキュリティ グループや配布リストなど、ユーザーのグループに複数のポリシーを割り当てることができます。 ポリシーの割り当ては、優先規則に従ってグループのメンバーに反映されます。 グループのメンバーが追加または削除されると、それに応じて継承されたポリシーの割り当てが更新されます。 この方法は、最大 50,000 ユーザーのグループに推奨されますが、より大きなグループでも機能します。
詳細については、「グループにポリシー パッケージを割り当てる」を参照してください。
ポリシー パッケージを多数 (一群) のユーザー セットに割り当てる
バッチ ポリシーパッケージの割り当てを使用して、多数のユーザー セットに同時にポリシーパッケージを割り当てることができます。 New-CsBatchPolicyPackageAssignmentOperation コマンドレットを使用して、割り当てたい一群のユーザーおよびポリシー パッケージを送信します。 割り当てはバックグラウンド操作として処理され、各バッチの操作 ID が生成されます。
バッチには最大 5,000 のユーザーを含めることができます。 ユーザーをオブジェクト ID、UPN、SIP アドレス、またはメール アドレスで指定できます。 詳細については、「一群のユーザーにポリシー パッケージを割り当てる」を参照してください。