外部参加者が Teams 会議に参加しようとしたときのエラー
organizationのユーザーによってスケジュールされた Teams 会議に招待された外部参加者は、会議に参加できません。 代わりに、次のいずれかのエラー メッセージが表示されます。
エラー 1: サインインしてこの会議に参加する
エラー 1 の原因
この動作は、 匿名結合を制御する設定が原因で発生します。
外部参加者が Teams の職場または学校アカウントでサインインせず、(匿名ユーザーとして) 会議に参加 しようとすると、次のいずれかの状況でメッセージが表示されます。
- [匿名ユーザーが会議に参加できる会議のorganization設定] はオフになっています。 この設定がオフになっている場合、匿名ユーザーは、organization内の任意のユーザーによって編成された会議に参加できません。
- [匿名ユーザーが会議に参加できる会議のorganization設定] がオンになっています。 ただし、会議の開催者に割り当てられている会議ポリシーでは、[ 匿名ユーザーが会議に参加できる] 設定がオフになっています。 これにより、匿名ユーザーがその開催者によってスケジュールされた会議に参加できなくなります。
エラー 2: 別のアカウントでサインインしてこの会議に参加する
エラー 2 の原因
この動作は、 匿名参加 と 外部アクセスを制御する設定が原因で発生します。
外部参加者が Teams の職場または学校アカウントでサインインし、(認証されたユーザーとして) 会議に参加しようとすると、次のいずれかの状況でメッセージが表示されます。
- organizationの外部アクセス設定では、外部参加者のドメインがブロックされているか、許可されていません。 また、匿名結合は、organizationで無効* になっています。
- 外部参加者のドメインがブロックされていないか、許可されています。 ただし、外部参加者のorganizationの外部アクセス設定では、会議開催者のドメインがブロックされているか、許可されていません。 また、匿名結合は、organizationで無効* になっています。
- 外部アクセスは、外部参加者のorganizationと会議の開催者のorganizationの両方で相互に有効になります。 ただし、外部アクセスは、会議の開催者側または外部参加者側からのユーザー レベルのポリシーによってブロックされます。 また、匿名結合は、organizationで無効* になっています。
* 匿名結合 は、次のいずれかの方法で無効になります。
- [匿名ユーザーが会議に参加できる会議のorganization設定] はオフになっています。
- [匿名ユーザーが会議に参加できる会議のorganization設定] がオンになっています。 ただし、会議の開催者に割り当てられている会議ポリシーでは、[ 匿名ユーザーが会議に参加できる] 設定がオフになっています。
解決方法
外部参加者との Teams 会議を管理するには、「 Microsoft Teams の外部参加者との会議の計画 」ガイドに従い、ニーズに応じて適切な設定を選択します。
状況の例を次に示します。
すべての種類の外部参加者に会議への参加を許可する
organization会議設定で匿名参加を有効にします。
匿名の参加者との会議を整理できるorganization内のユーザーに割り当てられている会議ポリシーで匿名参加を有効にします。
注:
organization内の特定のユーザーのみが開催する会議への匿名参加を許可するには、それらの特定のユーザーに割り当てられている会議ポリシーで匿名参加を有効にしてから、他のユーザーに割り当てられている会議ポリシーで匿名参加を無効にします。
外部アクセス設定で、[すべての外部ドメインを許可する] を選択します。
注:
外部参加者の組織の外部アクセス設定で会議開催者のドメインがブロックされているか、許可されていない場合、外部参加者は匿名ユーザーとしてのみ会議に参加できます。
ゲスト アクセスを有効にします。 これを行うには、 Microsoft Teams 管理センターで [ ユーザー>] [ゲスト アクセス] を選択し、[ Teams でのゲスト アクセスを許可する] を [オン] に設定します。
すべての外部参加者が会議に参加できないようにブロックする
- organization会議設定で匿名参加を無効にします。
- 外部アクセスをブロックします。
- ゲスト アクセスをオフにします。 これを行うには、 Microsoft Teams 管理センターで [ ユーザー>] [ゲスト アクセス] を選択し、[ Teams でのゲスト アクセスを許可する] を [オフ] に設定します。
信頼できる認証されたユーザーとして会議に参加できるのは外部の参加者のみに許可する
- organization会議設定で匿名参加を無効にします。
- 外部アクセス設定で、外部参加者のドメインが ブロックされていないこと、または許可されていることを確認します。
- 外部参加者の組織の管理者の場合: 外部参加者の組織の外部アクセス設定で、会議の開催者のドメインがブロックされていないこと、または許可されていることを確認します。
- ゲスト アクセスを有効にします。
匿名参加者との会議の開催をorganizationの特定のユーザーのみをブロックする
- organization会議設定で匿名参加を有効にします。
- 特定のユーザーに割り当てられている会議ポリシーの [ 匿名ユーザーが会議に参加できる ] 設定をオフにします。
詳細
匿名会議参加の詳細については、「Teams 会議 への匿名参加者アクセスの管理 (IT 管理者)」を参照してください。